☆古い写真で恐縮です。
★当時の雰囲気など参考になればと恥ずかしながら載せてみました。(昔はみんな若かったあ〜〜〜〜〜と、)‼。
✦1970〜1975年頃の芦ノ湖です、夕方を過ぎれば静かになり‧‧‧‧‧‧帰り道はとても良い雰囲気になります。当然自然界に明かりは存在しないので当時明かりを持っている者等いなかった。日没後1時間をたっぷり味わいゆっくりと鬱蒼とした林道を帰って来ると暗闇の中でいろんな出会いが有り楽しいものでした。
✪当時の芦ノ湖は人も居らず、ましてやボート等とんと見掛けず静かな物でした。ましてやバスフィッシャーマンなど他に見掛ける事等稀で、出会ってみれば皆顔見知りのベトコン兵か残留兵みたいな不可解な連中ばかりでした。
★私の始めた頃は最初は確か岸釣りの年間券は500円だった。その後舟釣りと一緒になり1000円に成った。‧‧‧今は、‧‧‧‧‧‧‧‧。
★⁉此処はルパング島では有りません、現れたのは残置牒者の小野田少尉でも有りません、これは1975年当時の鬱蒼とした芦ノ湖の林道と其処を彷徨う私の様子です。手に構えて居るのは 38式歩兵銃では無く当時最新鋭のカーボンブランクのカスタムロッドです。リールも当然カスタム仕様で当時最高速を誇っていたスペシャルバズ ギヤー装備のABU5000(Red)5:1ハイスピードモデルです。
背中の荷物はなんと18kg近く、其れでも当日は8kg.程の予備の装具や予備のルアーを携行せず、軽装快速を信条にしていた私としては軽装の方でした。当時の先駆者達はいずれも此の程度の装具を担いで芦ノ湖を始め各池各湖の岸辺を徹底的に探査して廻っていました。(いざと成れば三日程度のビバークは覚悟の上でした)
特 に芦ノ湖では自前の舟艇を二艘乗り潰す程フィッシュファインダーと箱眼鏡で徹底的に探査して廻りバスの生態、ポイント毎のバスの行動の違い、気圧配置や月 齢の組合せによるバスの行動等を徹底的に調べ上げた。当然今は古参者となった当時の仲間達にも毎日同様の協力をして戴きました。‧‧‧‧バス釣り黎明期のひとこまです。
✦38式とは何ですか⁇と質問が有りましたので下記に簡単に記述しました。(釣りには全く関係ありません)。
精密兵器の30年式歩兵銃に黄塵から機関部を保護する目的で遊提蓋を施し明治38年制定の新式歩兵銃です。(口径6.5粍低弾道高速弾使用)後期型は航空射撃用照尺付です。この小口径低弾道弾思想は他国では近年になりやっとM16A1(口径5.5粍)で初めて採用されると云う先進的なものでした。(発展型に97式狙撃銃が有ります)
★なんと今は変なおっさんのまさやんも当時はダンディーなサウスポーバサーでした。気配を消すのが特技で何と立ち込んだ足下へ竿先からブラバーマウスをたらして46cm.,のバスを喰わせそのまま抜き上げると云う変人でした。
(使用リールはアンバサダー5000CDLです)。
✪まさやんは1973年に極東地区で唯一ABUのブロンズバッヂを獲得した猛者でした。
✪真夏は晴れれば晴れる程早い午后に太陽が少しでも頂点を過ぎやや斜めに日光が入り始めると水面反射と屈折に依り水中に入る光量がガクンと減りバスは俄然戦闘モードで食い気立ち広い範囲を活発に行動します。そんな時間のひとこまです。‧‧‧(変わり際が特に狙いです)