
☆FBG バス屋瓦版。 版元FBG釣会所。
※瓦版3版依りの続きです。
★そんな時古い友人達が時々冬に山中湖や河口湖でボートや岸釣りでコツコツ釣っているのを思い出しました。そう言えば昔日本でルアー釣りの出来る所を探索して於こうと黎明期のルアーマン数人(伊ト・赤チン・クリップ・等々)で車内泊を(何とN360に4人ですぞ)繰り返し乍ら富士五湖辺りに辿り着いた時山中湖が水草に被われていた事を思い出しました。
あそこは水草多いぞと話題沸騰そんな時です。
`78年秋突如Mr.藍車が当然一番乗りは俺が当たり前とさっさと出かけて行きました、何!、抜け駆けと負けず嫌いの仲間も加わり山中湖の開拓が始まりました。私は一碧湖にやり残した事を10月中に何とか確立其の年はシステムを熟成させ翌年秋遅れて参戦しました。
`79年11月1日山中湖、天候(晴れ)気温(17.0度)水温(14.5度)弱風、他に同行者奇人2名の3機編隊で平野ワンド内のウイード周りを私のシステムで徹底的に釣りまくった。
時間は午後半日程だったがロック氏が藻の上で14匹、藍車が藻の切れ目で5匹、私が藻と藻の溝で18匹、全てクランクベイトでのファイトでした。恐らくバラした数は3人で90匹は超えるだろうと帰り際に話し乍らこう言う冬季と夏季の水温変化が大きい湖は春の乗っ込みが凄いぞ春には皆にスピナーベイトを覚えて貰おうと話し有っていました。この年の秋から山中湖は平野のワンドを始めK.O.艇庫前(ズイール前)、水中島、岩盤、土管前等々、至る所が赤いボート(丸一荘)で埋め尽くされた。


当時使っていたルアーはKB3・DKB3(JIMに試作させた特注モデル)DB3・DB2・DKB2・MAGNUM PSYCO・PICO PRO・PICO DIGGER・HEDD HUNTER・BOMBER#400・WIGGLE WART・シンキングタイプはSONER・DD RIVERRUNT・LITTLE GEORGE・BOMBER PINFISH・HOPPKINS・VIVRA BUT等々、何しろ当時の連中と来たら6ft.から20ft,迄のルアーをほぼ1ft.刻みで持込使いこなしていましたからどの様なウイードにバスが付き易いか、ルアー特性によるボトムマテリアルとの個別マッチングと使い分け、水の流れ方によるバスの集まり方等其の年の11月末には確立させてしまいました。
`81年迄これを熟成させ私のウインターバッシングの仕事は終わりました。水、風、流れ、光線、ルアー個別の釣法等箇々の条件は其の都度別の機会に掲載します。遡って`81年春からは山中湖、河口湖で私と仲間のスプリングバッシングが始まりました(スピナーベイトに依る)。其れは又の機会に・・・・・!。
※水深30ft.位の湖や池を攻めるには簡単で良く釣れます。(お試し下さい)30ft.を越える時は少し方法が変わります。
秋冬季二列藻が出来るのは理由が有ります、また冬季バスが浅瀬で(水深1〜1.5m)水面迄猛烈に追い回す跳び藻の出来かたも同じ理由です。そこの水深とボトムの傾斜角水草の量と面積でどちらになるか決まります。もちろん夏季と冬季で光の入射角や光量が違って来ます、もう気が付かれたと思いますが秋に向かって光の入射角が段々傾き斜めになり光量が不足して来ると光が届かなくなる所を想像して下さい。
‧‧‧そこが枯れればその影になっていた所は‧‧‧水深とボトムの角度が違うと光の当る所と影になる部分は‧‧‧そして光が水中に入る時の屈折は‧‧‧その場所の風や流れの影響は‧‧‧もう解っちゃいましたね良く考えれば当たり前の事でした。夏季その場所はどの様な藻の状態でしたそれに前記の事柄を当てはめれば見なくても秋冬期の藻の付きかた種類は直ぐに解りますね。そうですもう貴方は熟練者です。
追記、老婆心乍ら一言‧バスとルアーの事だけ見ているとただの釣りオタクになって終います自然界の流れ、季節の移り変わり、なぜ今日こんな日なのか理由が有ります急に今日になったのではなく段々今日になって来たんです。
余計な一言(ルアーでバスに喰わせる能力は僅か10〜20%です後の80〜90%はもちろん………ですよ)。100%活かした釣りしたいですね……の部分は長くなるのでその都度書きます。
う〜〜んまた誤解されそう。
庸允、
