内容更新 : 5月21日
『 もう使ってみたよ! 』 を追加致しました。
OnlyOne Plus+
お店で気に成るルアーをササッと製作をしました金子さんのページです。
ツールが無くても簡単に製作が出来ますBassSpinnerを実際にお店の専用ツールでKanekoさんが手造りをしました♪
さてさて〜どんなタイプのバススピナーを作ったのでしょう。
大きなバス用として考えた…
Kanekoさんが製作しようと考えたのは、数年前に販売をしておりましたWoodyLand Original HotDogをベースにしたバススピナーです。
全体の造りや重さの具合いを調整して、金子さんと影武者?マサやんとで製作しましたよ。
WoodyLandYoin氏お手製のHotDogは特別な大きさのブレードと本体・スカートの構成で様々な地域のフィールドで大型サイズのバスを仕留める為に多くの方に愛用されています。
其の昔は(今も?)大型バス専用のバススピナーが無くて……、Yoin氏がコツコツと手作りしておりました。
HotDogは対大型サイズのバスなので、細々した動きをさせない様にデザインされておりブレードの揺らぎが特徴です。
上下に動く不安定なバスや低活性バスさえもターゲットとされていた異色のバススピナーでした。
昔も今もバス専用のスピナーが無い経緯も有り、お店ではバススピナーやスピナーベイトのパーツを販売しています。バサーの好みのバランスを選定するパーツに依って、独自解釈のブレードベイトを製作する事が出来ます。
並べられているのはKanekoさんが選定したパーツ群です。
これらのパーツはバススピナーの軸になる本体です。
スピナーの本体に成るのはゴールドの真鍮製パーツで軸はループワイヤーを活用して少しづつ組み付けていきます。
WoodyLandオリジナルスピナー・ホットロッドに使用されていたブレードBassSpinner BigBladeです。Yoin氏に特別に小分けにして出して頂いたパーツ。重量が有るインディアナのオバケサイズでホログラムなのも珍しいタイプに成りますよ。
Kanekoさんがオリジナルのバススピナーを製作すると聞いた兄貴さんも『 アッと驚くバススピナーを造って欲しいなぁ 』と期待しておりました。
矢張り『釣り人独自のアイディアを注入したルアーやタックルほど強いものはないからね!』との事で、組み付けてられていく過程をウキウキしながら拝見させて頂きました。
Yoin氏依り借りているブレードベイト製作用ツールを囲み金子さんとマサやんとで製作中している所を撮影。
ワイヤーが見えますが此れはバススピナー専用のワイヤーなんですよ。ワイヤーは先端がループ仕様で造られ様々な長さ調整が可能で簡単にスピナーが作れてしまう優れものです。
Turikoubouスピナーワイヤーの総全長は16cmありバススピナーの他にインラインタイプのスピナーからバズスプーンなども製作する事が出来るため様々な全長のオリジナリティー溢れるブレードベイトを自作する事が出来ます。
ワイヤーに通していくパーツはビーズ・スピナー専用ボディー・クレビスです。バススピナーは此れらのパーツで構成されるブレードベイトに成ります。
又、Yoin氏が用いるスピナー専用ボディーは真鍮製で感度が高いためバスの居場所を探る事も出来ますのでKanekoさんのオリジナル・バススピナーにも組み入れました。
さてさて、Kanekoさんスペシャルの製作はジャンジャン進みます。
製作ツールの土台の上には完成させた1つが見えていますね。
初めて製作される場合には、紙に簡単なデザインやワイヤーの長さ等を、メモしておくと作業もスムーズです。
今回の製作では二種類のルアー製作用のビーズを活用していきます。
大きさと重量の違うホロービーズを組入れる事で、ブレードとスピナーボディーの干渉を防ぎ、バランス調整やウェイト調整にピッタリなパーツです。
一般的なスピナーはホロービーズとスピナーボディー・クレビスで造られたブレードを回転させるタイプが多いのですが、Kanekoさんオリジナル&WoodyLandのコラボ的な製作に成りますので、本作品ではブレードを左右に揺れる事を目的として…更には特殊な大きさのブレードを主軸にしていますので、二種類のビーズを安定感とウェイトアップも兼ねて活用しています。
さあ!2色のブレードで製作したKanekoさんスペシャルのバススピナーの本体が完成をしましたよ。実際の製作時間は20分くらいでした。あっと言う間に組み付けが可能なので、慣れてきましたら様々なバージョンのバススピナーを作る楽しみが増えてきますね。
バススピナーにセッティングしていくフック
バススピナーには水深別・エリア(ポイント別)・タックル別・ブレード回転モデル・ブレード揺らぎモデルなど実は沢山の種類が存在している事をご存知でしょうか。今回のKanekoさんの製作されたバススピナーは水深別タイプの揺らぎモデルに成ります。
通常はトレブルフック(重さに依りフックサイズは様々)を取付けますが、ポイント(水中の環境)やバスの活性に依りダブルフックも可能です。ダブルフックの場合にはフックサイズは大き目をセレクトします。
カラーリングを表すスカートの種類
スカートについては様々な様式が有りますが、スカートの長さ・ボリュームの具合いに依りアクションや見せ方が変わります。
画像に有りますグレネード用のスカートは、始めからトレーラーが付属されているタイプ。速度とバススピナーをしっかり認識させるタイプは、ターゲットの活性や水中の環境に関係無く扱えます。
バススピナーの全体のカラーを決定するのは、主にブレード・本体ボディー・スカートで決めていきますと纏まりますので色味やトーン等で組み合わせてみて下さい。
本体が完成し後は御自宅でじっくり吟味してフックとスカートを装着すれば完全なバススピナーの出来上がりです。
Kanekoさんがどの様なフックとスカートを取付けられたのか…楽しみです。
湖から河川に野池などハードプラグやソフトルアー・ワーム等々の他には、手持ちの切り札としてブレードベイトフィッシングで新しい道を切り拓けますね!
もう使ってみたよ!
バススピナーを自作したKanekoさん。
先日、フックとスカートを取り付けてお店に来てくれました。
4個のオリジナル・バススピナーは、ポイントや引く水深等が反映されたカラーで構成されていますよ。
Kaneko.BassSpinner
上の画像は金子さんのカラーチャートを作ってみました。
ブレードのカラーに意味を持たせ、それぞれ異なるカラーで組み合わされていますね〜。
★シルバーのブレードに合わせたスカートは、フイッシュスケールタイプので、色々なポイントで活躍させられるカラーで纏められています。
★ ゴールドのブレードに合わせたスカートは、水深やポイントに焦点を当て可成り狙いを定めたカラーセレクトで纏められています。
Kanekoさんが目指しているのは、ゴロゴロと点在する岩場等で他のプラグでは狙い切れない時のパワールアーとして、スカートやフックを決めたそうですよ。
フックをダブルフック仕様にしているので、ゴロゴロとした所や浅瀬のボトム付近等々を、堂々とトレースしてりアクションを加えたりし、バスを釣る様々な手法が増えていきますね。
Kanekoさんも隙間時間に芦ノ湖へ出掛け、自作のバススピナーを少しキャスティングしてきたそうです。
手応えは充分だったそうですよ!
バスは自由に動き回りますから、私達が認識していない事が沢山有ります。
今迄に見逃していたポイントや天候・魚の状態に合わせられて、遊べるルアーは身近なところで自作が出来ました。
これから梅雨を迎える前(とても重要)で、バススピナーが大活躍!楽しみが増えましたね!
金子さんのOnlyOnePlus+如何でしたでしょうか。
魚の動きや状態 = ルアーの種類 です。
皆さんがフィールドで自身の持ち味やアイディアを存分に出して、バスフィッシングを楽しんで頂ければ幸いです。
バスフィッシングの発展を期待して。フジ釣具