世界の独創的なフィッシング・タックルを発掘し続けているYoin氏が、ルアーの操作性とターゲットと対峙する時に、真っ先に効果を発揮する機能を搭載した、スピニングリールを発掘。

 Yoin氏からは「ちょっと懐かしい機能だが、この数年間は見掛けなくなった……」と、1人地道に探していた機能を搭載しているリールを、日本の皆さんにもご紹介しよ〜と手配しました。

一体どの様な機能なのか気に成ります。

馴染み深いスタイルですが…。


 全体のスタイルは馴染み深いデザインで製造されています。
内部構造が通常のスピニングリールと違うリールなのですが、コンパクトでシンプルなトータルデザインは、世界各地で愛用されている証です。

 此処で云う内部構造とは、特別物凄く難しい内部ではなく、ほんの少しのアイディアで一味違うスピニングリールの世界を確立している機種と成りますよ。
本体はグラファイト製で軽量化を図り、ルアー用ロングロングや振り出し竿にセットアップさせる事が出来ます。
使用しているとダメージを受けるスプールは、腐食を防ぐ為にアルマイト加工を施されているので、永く様々なフィールドで愛用する事が可能ですよ。

決め手はギヤ比


 少々の交渉を経て手配する事が出来ましたスピニングリールSG11-3000は、安心のスプールサイズ。
安心…とは、様々な種類のラインと、直径に対応している所を指しています。

 海釣りから淡水域の釣りにマッチさせる事が出来るサイズ感は、セットアップさせるロッドの全長や調子、ロッドアクションともマッチさせ易いのは、素晴らしいと思います。
或る程度の範囲が広ければ、使用者の柔軟な考え方にもマッチしますから、様々な様式の色々な釣り方が、このSG11-3000で楽しめますね。

 もう一つ、Yoin氏自身が使いってみたいと思う特徴は、何と云ってもTwoスピードギヤ比モデルで有る所です。(兄貴さんが力説してましたよ〜)
下の画像では、そのギヤ比を変換する為のシフト・ダイヤルです。


SG11-3000のTwoスピードギヤ比は、使用中にシフト・ダイヤルで即座に変換する事が可能。
ギヤ比は6.7:14.7:1のTwoスピード。

  さて、この数年のスピニングリールのギヤ比のトレンドは、淡水をメインとするモデルはハイスピード化が進んでいて、海をメインとするモデルはローギヤ〜ハイスピードと幅広い製品構成が目立ちますね。
SG11-3000は何においても丁度良いギヤ比設定でデザインされています。
海釣りでは、サビキ等浮き釣りや餌釣りにルアー釣り。淡水域ではブラックバスやブラウントラウト等のトラウト等々と、様々な様式と魚種を楽しむ事が出来ます。

 リールのギヤ比はターゲットに合わせたり、セットアップするロッドに合わせたりと様々です。
フィールドではターゲット以外の魚もヒットしてきたり、大型サイズのターゲットだったり……と、私達がフィールドで出会う自然界の現象や動物(魚も含みますよ〜)は色々です。
いつ何時、何が起きても(?!)平気なタックルも有っても良いですよね。

 例えば、通常は6.7:1のギヤ比を活かして楽しみ、ヒットしてきたターゲットの力加減に合わせて、4.7:1のギヤ比にチェンジさせパワフルな巻き上げで、確実にターゲットを寄せられる事が出来ます。

また、通常ギヤ比を4.7:1にセットし、力強いルアーアクションや重みの有る仕掛け類に、耐えられますから活用領域の広がりは尽きません。


是非、SG11-3000のTwoスピードギヤ比を体現して下さい。
フジ釣具


主な仕様
ギヤ比 : 6.7:1 and 4.7:1
ベアリング : 10BB/1RB
ライン : 0.20mm→200m, 0.25mm→150m, 0.30mm→100m
ナイロンライン(大凡の値) : 6lb→190m, 8lb→150m, 10lb→129m

ご不明な点はお気兼ね無くお尋ねください。