先日、お店に届いた新しいブレーキシステムを搭載した、新型ベイトリールAOJIANG SHARK。
沢山のご質問やお問い合わせを頂きまして…ご紹介ページを設けてみましたよ。
兄貴さんが特別にセレクトし手配した新型のベイトリールとは、どんな内容のリールなのかを少しだけ触れてみたいと思います。
挑戦する事を愉しむ
バスフィッシングとはターゲットが何を求めているのかを察知し、仮説を立て、ルアーをセレクトしターゲットを仕留める、この一連の流れを愉しむ所に意義が有りますよね。
この流れの中で、オーソドックスな手法から奇抜な手法…、察知する方法など様々に有りますが、その中で大きな役割を担っているのが、ロッドとリールとラインのセットアップです。
兄貴さんが特別に入手したAOJIANG SHARKベイトリールは、その一端を担うに充分な機能と、今後わたし達が手にするであろう手法にも対応する、柔軟なセッティングも可能な機種でも有ります。
リールが果たす役割を考えつつ、どんなリールなのか見ていきましょう。
AOJIANG SHARKBaitCastingReelは、ローフィットデザインのコンパクトなモデル。
様々なスタイルのグリップと相性が良く、パーミングすると丸々手の中に収まる大きさで、緩やかなロッドワークからド派手なロッドワークと、手首の返しや指先で行う微妙なテクニックを行える様にと設計されています。
パームサイドは簡単にサイドカバーを開ける事が出来る仕様で、ブレーキの基本セッティングが容易に行なえます。
丁度、パーミングカップに装備されている、ダイヤルが、ON/OFFダイヤルとマグネットブレーキのダイヤルに成ります。
ハンドルフレームの長さは95mmで、急かせかしたリーリングが…どぉも苦手と言う方に人気が有ります。
巻き上げた時の感覚に依って、ハンドルフレームの長さを変えていく事も、カスタマイズの面白さの1つ。ご自分がスムーズにリーリングが出来る様に替えても大丈夫ですよ。
上の画像はバックスタイルを撮影です。
丁度、スプールが見えておりますが、ラインキャパシティは世界各国で良く使われている、ラインを前提にされていますよ。
・直径0.260mmクラス→140m(ナイロン→約10lb,相当)
・直径0.300mmクラス→110m(ナイロン→約14lb,相当)
ブレイデッドライン・ナイロンライン・シンキングラインと幅広くスプーリングする事が可能ですから、セットアップするロッドに依って、メインラインを替えていくと思いますので、様々な内容のルアーフィッシングで愛用して頂けますよ〜。
さて、パームサイドを近づいて撮影しました。
ダイヤルが2つ有りますが、ブラックカラーのダイヤルはパーミングカップを開ける時用で、中央のシルバーのダイヤルがマグブレーキと成りますよ。
成るべくシンプルにデザインされています。
次に……パーミングカップを開けますとぉ〜下の画像の様に開きますよ。
パーミングカップに装備されているマグブレーキのユニットに、何やら小さな筒状のパーツが組まれておりますね?
マグブレーキユニットに装備されているのは、可変式の3点遠心ブレーキユニットなんですね!
スプールの回転制御をマグブレーキで行うのは、通常のシステムと同じなのですが、この可変式3点遠心ブレーキは、スプールシャフトに直接効くブレーキに成ります。
キャスティングの際に、スプール回転の初めの内はマグブレーキが効く事は皆さんもご存知かと思います。マグブレーキの効果が消える頃に、可変式3点遠心ブレーキがスプールシャフトに掛かり、スプール回転の制御を行います。
メカニカルブレーキは、ブレーキと言う名が付いていますが、スプールシャフトの偏心を制御する機能ですから、ブレーキとはちょっと異なる事は周知の事実ですから、このスプールシャフトにブレーキ機能が有れば、無理な力を必要とせずに、遠投から近距離のキャスティング、更に軽量なルアー類もキャスティングする事が出来るので、私達がフィールドで楽しむルアーの種類に手法も拡がります。
メインをマグブレーキとし、補助機能として可変式遠心ブレーキを活用しますので、必要の無い場合は、ブロックをOFFにする事も出来ます。
また、メカニカルブレーキの締め過ぎ予防としての機能も有り、ちょっとスプール回転を制御したいなと思ったら、可変式遠心ブレーキのブロックを2個から3個をONにして、活用する事が出来ます。
様々なルアーフィッシングの多様性に対応している、ちょっと個性的なリール……AOJIANG SHARK をどうぞ宜しくお願い致します。
主な仕様
- ギヤ比 : 7.2:1
- ベアリング : 6BB/1RB
- 本体重量 : 195g,
- ハンドルフレーム長 : 95mm