FreeStyle Turikoubouと言う事でお客さまから寄せられましたご質問にお応えするページです。

Turikoubou のフィッシングツール『投射弾』『アクション・ディスタンスブースター』『ステルス投射弾』についてのご質問を頂きました。

バスフィッシングの世界ではキャロライナ?とか海釣りの世界観では投釣り用?など、従来から存在するツールとの違いについてお応えしていきたいと思います。

2021年4月2日:新製品『TurikoubouDistanceBooster』を追加致しました。

ActionDistanceBooster

先ずはご質問の多かった『Turikoubou ActionDistanceBooster』をクローズアップしてみようと思います。

TurikoubouActionDistanceBoosterの全体のスタイル。

 前回リリースした「TurikoubouDistanceBooster」の新型モデルとして新登場をしましてあっという間に人気者に成った『TurikoubouActionDistanceBooster』は、本体の形と効果を変更してリリースしました。 

基本的な考え方は簡単で①ルアーロッドでは扱い難いルアー類を扱う②水中専用のルアー類を水面近くへ浮かせる③水面へ浮かせてバス用トップウォーターと同様の効果を出す。 以上3点の基本的な考え方で遊ぶフィッシングツールに成ります。

メモ

文中に有ります「ルアー類」と言いますのはハードルアーやソフトルアー・ワーム・毛鉤等です。

 下記に有りますのはTurikoubouActionDistanceBoosterの簡単な使い方イメージに成りますよ。 この様に小さい本体・質量のルアー類をバスフィッシングのトップウォーターの様に楽しめます。

 トップウォーターと言いますのは水面にルアー類を浮かべて、動かして止めて喰わせたり、タダ巻きをして喰わせたりする動作の事で、浅い水深や水面近くでウロウロと泳ぎ回る魚・物陰に潜む魚・水面に落ちてくる小動物や虫を待ち伏せている魚と、様々な状態にある魚を釣る事を指した手法です。

イラストでは簡単では有りますが使い方と効果を表しています。『アクション・ディスタンスブースター』とルアー類のセッティングは様々で、ナイロンラインを用いたりワイヤーを用いて仕掛けを造る事が出来ます。 最終形態としては『投射弾』の様な形態で行うと簡単にその他ルアー類を取り付け、絡まずキャスティングが出来ます。

今回の「Turikoubouアクション・ディスタンスブースター」は本体のみをリリースしましたので貴方の好みの仕掛けを造る事が可能です。

水中なら任せて!

アクション・ディスタンスブースターの先駆けと成る『投射弾』は今回大幅に形状や比率をリニューアルして製作しました。「投射弾」の大きな役割は当時のままに細かなルアーアクションを出せる様にしています。

守備範囲の広い3種類の重さを造りました。

初回の「投射弾」は幾つかの重さを造りましたが新型モデルは、3サイズの11g, 16g, 25g,としています。 此れは活用されているロッドの調子を或る程度広く設定しての重さと成り、ライトアクション・ミディアムライトアクション・ミディアムアクション・ミディアムヘビーアクション・ヘビーアクションと5種類のロッドアクションに対応させました。

皆さんがお使いのロッドは○○用ロッド□□用ロッドなど色々な目的別に在ると思います。 それらのロッドで…しかも扱えないクラスのルアー類を現場のアイディアで扱えて動きも出せて魚を釣り上げていく最大の目的を持って誕生しました。

「投射弾」には1つの本体に2つの異なる使い方と動きを出せる様に造っています。1つは動かすと浮き上がる動き、2つ目は沈んでいく動きで、ターゲットの状態・水中の環境で即座にチェンジする事で幾つものルアーを使っているのと同じ状態で釣りをする事が出来るんですね。

投射弾の向きは浮き上がり用です。

「投射弾」の動きをチェンジさせるのは簡単で何方かの方を前に据えるだけです。 二枚のイラストがありますが何方(浮く・沈む)かを釣りに合わせて使い分けていきます。

投射弾の面積が広く造られている方を前にすると浮きますので、仕掛けたルアー類はやゞ左右に振ったり、細かく振動する動きを自動で出せる様にデザインしています。 イラスト内ではアシモフのニンフ・シリーズを参考としていますが、サイズが小さければ水面用のルアーも或る程度の浅い水深で使えます。少し強制的に水中で活用するのでミニマムなポッパーでしてら可成り重々しいダーターアクションになると思いますよ。スイスイ泳がせないで抵抗感の有るアクションも色々な魚がヒットしてきますよ。

投射弾の向きは沈ませ用です。

投射弾の面積がすぼまっている方を前にすれば沈んでいくので、浮き上がり易いルアー類やその場で留められないルアー類もデッドストップさせられ…そのエリアに居る魚にルアー類の存在を長く水中で見せられ結果多くの魚を釣る事が出来ています。 水深を任意で設定し無理のない巻き抵抗と水深維持を目的にもしているので、フローティングタイプのルアーを広い範囲と水深で活用する事で切り札も増えていきますよ。

水面に誘導するなら!

高評価を頂いている『TurikoubouDistanceBooster』も水面から水面下へルアー類を誘導し、操作する事で魚を惹き寄せ喰わせるまでに至る1連の動作で色々な種類の魚と出会えるツール。

初代TurikoubouDistanceBooster

初代は画像の様にGlowカラーでした。やゞ本体が大きく…しかも少し浮き気味タイプと言うのは、中々無いもので特別に企画したツールとして発表しました。

総全長は6cmでルアーと同じ大きさで重さ9g,としているので色々なロッドでキャスティングが可能です。 ルアーロッドのベイト・スピニングロッドから投げ釣ロッドと対応しています。

「TurikoubouDistanceBooster」の浮力を利用し、浮き難いルアー類や餌等を水面~水面下まで浮き上がらせる事と、ロッドの硬さが強調されたモデルでも軽いルアー類をキャスティングする事が可能に成ります。

何時もと異なるアプローチや手法を取る事が出来るので、自身の発見や閃きを実際に「TurikoubouDistanceBooster」を活用する事で実現する事が増えてきますよ。

湖や川で大きな鱒を狙う方や、ノーチラス級バスをトップウォーターで楽しまれている方に高評価を頂いている中で初代モデルは終了と成ってしまい、再販のご要望も有りましたので新色を企画しました。

春に新登場しましたのは新しいカラーの『TurikoubouDistanceBooster』です。

新色はグリーンカラーを基調としていますが、此れは濁りの発生している地域のフィールドと、陽射しが強く水面の波に依る乱反射に対応させた特別カラーに成りますので、日中の水面~水面下を更に楽しめる様に成りました。 目視で確認がし易く魚からは見え難いカラー(カモフラージュ効果)ですから、ハードルアー・ソフトルアー・ワーム・餌を良く見せつけられる仕組みに成っています。

「TurikoubouDistanceBooster」は本体とパーツをワンセットにしましたので、ご自分のお好きな仕掛け方でお楽しみ下さい。

仕掛け方は「TurikoubouActionDistanceBooster」と同じに成りますので、お好みのアレンジも是非お楽しみ頂ければと思います。

浅瀬やシャローはお任せ!

湖や野池に河川は元より海釣りのフィールドで良く見掛ける遠浅やエリアと、浅い水深の台地から急激な掛けアガリで構成させたエリアでは『ステルス投射弾』で水深と地形を味方に様々な魚を釣る事が出来るモデルもして製作しました。

ステルスワイヤーと水中の色味に変化するクリアーボディーが人気です。

湖や野池に河川などの淡水域で活用されている『ステルス投射弾』は光りを鈍くしルアー類に魚の視線を集める為に、ステルスワイヤーを使用し水中の環境に依ってステルス投射弾本体も色味が変化するクリアーボディーで造りました。この効果は水面下・浅瀬・浅い水深で大きな効果を発揮しています。

ステルス投射弾も投射弾と同様に1つの本体で2つの異なる使い方が出来る様に、本体の形状・バランス・比率で製作しています。 この為、例えば4cm程のフローティングミノーを通常の水深以外でも活用して釣る事が出来るので、フローティングミノーがディープミノーへと活用する事が可能に成ります。

此れはハードプラグに限らず、2"〜3"のワームやソフトベイトも同様で、例えば2"のキックテール・ソフトベイトをジグヘッドを用いずに、ほぼノーシンカーリグと同様の自然体でフワフワとした生物的な動きを出させる事が可能に成り、水深・エリア・水中の環境に加えてターゲットの食い気の状態に合わせられる事に成ります。

重さ6g,のステルス投射弾

重さ9g,のステルス投射弾

仕掛けは簡単!ステルス投射弾

では此処で以前にもステルス投射弾の解説記事に登場した画像を交えながら簡単ではありますが仕掛け方を見て頂こうと思います。

参考例として…

ミディアムアクションのベイトロッドで水深50~60cm弱をトレースする事を前提にセットアップしています。

此方で登場するワームは担当鈴木の私物です。

 先ずは小さなワーム「MintWorm」を糸付きフックにセットアップです。 1cm程のミントワームを糸付きフック「スネルドフック」に本体の半分をセットアップします。

 チョン掛けでも良いのですが…一応自分も活用する事を前提にしてしまったので、キチンと動きを出して釣りたいので基本に忠実にしています…すいません。 フックセットの仕方はお好みで行なって下さい。

通常ですと此のクラスのワームはウルトラライトアクションのスピニングロッドを活用していきますが、ステルス投射弾が在るのでミディアムアクションのベイトロッドで使えます。 ラージマウスやスモールマウスバスで遊んでいる途中でブルーギルやその他色々な魚達を釣る事が出来るので、自分の立ち位置から水中に居る魚の種類と動向を知れて面白いです。

 使用するパーツは上の画像にありますスナップとジャンピングリングです。 自宅で数本のステルス投射弾とルアー類をセットアップして出掛けても良いですし、鈴木の様に現場で急に思い付くタイプも居ると思います。簡単にその場でセットアップするのが割と楽しいので簡単で壊れ難いパーツ(ジャンピングリング)を使います。

糸付きフック「スネルドフック」の先端部はループに成っていて、「ステルス投射弾」のスイベルに取付けるだけです。あとは自由にキャスティングして狙う水深まで到達させ操作して釣るだけです。

簡単セットアップで完成しましたよ。ステルス投射弾の向きは潜っていく仕様です。向きを逆にしてセットアップすると浮き上がっていく仕様に変わります。

セットアップは何でもO,K!

 参考例はワーム(鈴木の私物)をセットアップしました。1cm程の「ミントワーム」と「ランカーシティ・グラブ」もセットアップしてみました。

ランカーシティ…懐かしい。このワームは完全な水面用のシングルグラブで当時は水草…つまりベジタブルフィールドの真上でタダ巻きしたり、ツイッチして大きなバスを釣る為に造られたワームで、実際に(当時)良く釣れていました。 水面用のワームを水中で使う為にステルス投射弾にセットアップしたのは、ジグヘッドを用いると動きが悪くなるのと、速度を水中の状況や環境でスイッチしたい、またベジタブルフィールドを考えるとフワフワとしたアクションで誘い出したい…と以上の事柄にベストマッチしているのがステルス投射弾なわけです。 久々にワームを使ったバスフィッシングも良いなぁ~と実感しております。

今回はワームを使いましたが鈴木の興味はアシモフのニンフシリーズに有りまして…凄く魅力的なルアーだと思っています。ハンドメイドのアシモフ・ニンフシリーズの自然な質量やサイズ感に、自分のアイディアも試せる事で誰にも真似の出来ないルアーフィッシングを広げられて開拓も出来てしまうのは可成り贅沢な遊びをしているなと想います。

仕掛け方は自由に

『TurikoubouActionDistanceBooster』『TurikoubouDistanceBooster』『Turikoubou投射弾』『ステルス投射弾』共に仕掛け方は基本的に自由に造る事が出来る様に設定しています。

またセットアップするルアー類も自由な所も人気を頂いていて、最近では海釣りで大活躍をしていますよ

どの様なルアー類をセットアップする事が出来るのか実際に釣れているアイテムから進行形で試されているアイテムを画像でご紹介させて頂きます。

上に有りますルアーはミニマムなモデルで、ミディアムアクション・ミディアムヘビーアクションのベイトロッドで扱えます。

また海釣りではカゴ釣りの合間や手法を変える時に、アクション・ディスタンスブースター/投射弾/ステルス投射弾の何れかにセットアップしてアジやカマスにメバル・カサゴも釣り上げられています。

フィールドの違いは魚の種類だけで釣り方は共通している事の方が大変多いですので、ターゲットフィッシュをの行動範囲や動向を識るうえでも、様々な魚も現場で知っていくと面白い効果と釣果に繋がりますので、閃きを実際に形にしてルアーフィッシングをお楽しみ下さい。

フジ釣具 担当鈴木