ダブルノブ仕様の台湾リールに新しいモデルが仲間入り致しました。
シルバーとブラックが刺激的でシックな『ASTRO BLACK』をご紹介致します。

機能美を存分に愉しむリール

台湾リールの最新型として造られた『ASTRO』リールは基本性能を進化させて現代の様々な仕様のロッドやライン、対象魚・釣り方等々を更に楽しめる様にと各国で愛用されています。

海外では湖でのパイクフィッシングにも人気が高いリールで、その他のフィールド・ターゲットに活用されています。 台湾リールの特徴的な性能をベースに精度や丈夫さ等々をグレードアップし、キャスティングから落とし込み釣りにルアーフィッシングから餌釣りにと列挙していくのが大変に思う程に多種多様なスタイルを確立しています。

本新型モデルの『ASTRO BLACK』は最新鋭のカーボングラファイト製のロッドとの相性が良くデザイン性も優れています。

上の画像では新型モデルとして装備されているダブルノブを中心に撮影をしました。 本体中央部に有るのはドラグダイヤルで、通常の台湾リールには無い機能を装備されています。

海の大物釣りから湖の大物釣りにと活用されているのには、微調整が行えるドラグ機能が大変優れているからだそうです。

次に撮影しましたのはリールフット側で、此方も通常の台湾リールには無い機能が装備されています。

先ずは大型のベース(軸)部分には手に馴染むEVAが装着され、キャスティング中にスプール回転を落としたい時に行うサミングが行え易くされています。又この部分は幾分か直径を太く設計し大物との遣り取りに耐えられる様に造られています。

『ASTRO』リール全ての機種に標準装備されている機能はもう一つ有りまして、スプールの逆回転のON/OFFスイッチがそれで、ターゲットの種類に依っては必要不可欠な機能を備えています。

以上の様に基本性能をフル活用して各国の達人は愉しんでいるわけですね。では、もう少し機能の細かい部分へと見ていこうとおもいます。

台湾リールを越えてるよね…

『ASTRO BLACK』の性能は全ての「ASTRO」リールと共通なのでおさらいとして改めて見ていこうとおもいますので、お付き合い下さい。

先ずは【ドラグダイヤル】をクローズアップしてみると、とても細かい微調整が行えますが、このダイヤル…実は「セミダイレクト」リールとして使える機能を備えています。

此れは先にも述べました「ON/OFF」スイッチと深い関係が有りまして、通常はONの機能を活用します。魚との遣り取りにおいてドラグでスプールの戻りのテンションを調整する事で、魚が急激な引きの動作や行動をとった際にスプールの空回りを防ぐ事が可能に成ります。基本性能は1:1なのだけどギヤを入れるのと全く同様の作用をしてくれます。この機能自体を" セミダイレクト "機能と言います。

因みに、OFFの機能は完全なフリースプールに成り、無抵抗のキャスティングが行える機能として活用します。

【ラインガイド】は大注目している部位でして、何を注目しているかと言うとスプールとガイドの位置・距離に形でしょうか。これは初見のベイトリールの時にも必ずチェックする箇所で、大凡の使い方やどうして此のリールが生まれたのか…等を知る手掛かりになるんですよね。 「ASTRO」リールのラインガイドはベイトリール並にキャスティングとスプーリングする時のラインの挙動を制御する事に長けている事が解りました。

【ハンドルノブ】は脱着式で造られており、オリジナルのノブを装着したりと個人に合わせたカスタマイズが出来る様にデザインされています。

大型のノブを装着しても善し、2つのノブを取り払っても善しと、釣り人に寄り添う仕様でサポートしています。ハンドルノブ部分内部のベアリングについては「EBE CAT 740」を内蔵する事も可能でターゲット・手法・セットアップの内容にあわせてパワーアップさせられますよ。

『ASTRO』リールは基本的に右ハンドル仕様です。

セットアップするロッドの種類に決まりは無く、様々な振り出し竿からルアーロッドのベイト・スピニングロッドと合わせられ、楽しみ方も無限に広がりますので、是非この機会にご覧に成ってみて下さい。

基本内容

  • ギヤ比 / 1:1
  • ライン / 約1号が220m
  • 本体ベース内部に2BB内蔵
  • セミダイレクト機能付き