バスフィッシングを様々なタックルで愉しまれているYoshidaさんのOnlyOneページです。
今回のご依頼はスピンキャストリールとスピニングリールのハンドルノブ。
サプライズを込めた仕様からオリジナリティー溢れる仕様とYoshidaさんらしさ全開！のOnlyOneが完成しましたよ。
とっておきのサプライズを…
あちらこちら に「Pair」とありますが…この言葉…色々な意味がありまして…今回はYoshidaさんのお話しを伺いタイトルを決めてみました。 何が「ペア？」と言いますと画像に有りますOnlyOne一品製作のベイト用ハンドルノブの事を念頭においてみました。
Yoshida さんの奥様はスピンキャストリールの使い手…でして、永年愛用されている大事なスピンキャストリールに新たな息吹を吹き込もうとYoshida さんがサプライズで依頼されたんですね。
先ずはハンドルフレームですが、アベイル社製のオフセット・ハンドルフレームで全長は9cmモデルをセレクトしました。此処で大体の方は「えっ⁉取り付けられるの⁉」と思いますよね、担当の鈴木も初めは無理なんじゃあ～と思っていたのですが、Yoshida さんは" ギター "をオーダーメイドされている方で機械の操作と細工はお手物なんですね…凄い。
なのでハンドルフレーム側の加工や細工はYoshida さん自身が奥様のために作業を行うと言う事で、私達は銘木を木取りしてハンドルノブの製作をさせて頂きました。
Yoshida さんの奥様専用のハンドルノブは銘木「 チーク 」を用いて、専用のダストシール「 KINOKO キャップ」を特殊マテリアルで製作。 ハンドルノブ自体は小さなアイテムですが妥協せずに大きな角材から良い所を切出してハンドカービングしています。 ハンドルノブに有ります溝は二本入れていますが、此れは結構重要な溝で…スピンキャストリール・ベイトリールの様なリールをロッドの上に設置するリールは、ハンドルノブを強く握る事は余りしません。
ハンドルノブを軽く握る若しくは指を引っ掛ける様にして握るので、溝が指先に引っ掛かかり手元（指先）に伝わる周波もモゾモゾと解りますから釣り易さが増してきます。
" KINOKOキャップ "はYoshida さんが考案されたダストシールで、今迄にも様々なKINOKOキャップを製作させていたました。今回は銘木チークに馴染み永く愛用が出来る、特殊マテリアルのブラックで製作しました。
スピンキャストリールはオールラウンダーなベイトロッドのセットアップが抜群に相性が良く、体験する内容も面白く成りますから、Yoshida さんの奥様への想いも伝わってくるOnlyOne製作でした。
ご家族揃ってバスフィッシングや管理釣り場に海釣りにと正にバサーを代表する様な一品製作です。
頼りに成るリールを自分らしさをプラス
さて、お次は…Yoshida さん専用のハンドルノブ製作です。ご自身が受け継いだスピニングリールにセットアップさせる為にノブとKINOKOキャップをデザインされました。
画像では製作の為にお預かりしたハンドルフレームをセットアップさせて撮影しています。
二本のスピニングリール用ハンドルノブはマテリアルを変えてハンドカービング製作していますが、此れはYoshida さんがご自分でスピニングリー本体とハンドルフレームをペイントしていまして…トータルなカラーデザインも行うスーパーマンです。よーく見ますとハンドルフレームのペイントはグラデーションペイントが施されていて、それぞれのカラーに合わせたマテリアルでノブを製作しました。
ハンドルノブに装着しているダストシール（シルバーのメタルパーツ）はYoshida さんがデザインし" KINOKO "キャップと命名！ノブとKINOKOキャップは まさヤンに依る手作業の賜物で一体に成っている様に見えますね。
ハンドルノブ製作と共に製作依頼が有りましたのは専用のリールスタンドで、それぞれマテリアルを統一して製作しています。リールスタンドはYoshida さんにとって必須アイテムの1つと言う事で外径やデザインも拘って製作しました。
リールスタンドはバスとの遣り取りを終えてルアーを外す際に凄く助かるツールとの事で、リール本体への傷などを保護する為に活用しているそうです。
Yoshida さんがデザインされたノブやリールスタンドには初代のノブやスタンドが有り、下にあります画像は特に印象が強くデザイン性と機能性を両立していて製作当時は全体の統一性は勿論、使って楽しくなるOnlyOneだなぁ～と思っておりました。
画像内のリールスタンドはベースと成る本体を造り、その他諸々のパーツや取り付けはご本人が行いました。
Yoshida さんを現す相棒たち…
では此処からは印象深くYoshida さんらしさを現している画像の一部を掲載させて頂こうと思います。数年前の画像はYoshida さんの道がしっかりと現れています。
「みんコレ」に掲載させて頂いたYoshida さんの写真です。バッシンスピンとYoshida さんに依るカスタマイズが施されたリールに、悪戦苦闘して釣り上げたバスとの組み合わせは心に残る一枚です。
Yoshida さん お気に入りの「DrunkenShad3"」は様々なアクションで愉しまれています。
此方の画像は先に登場した初代スピニングハンドルノブとお揃いのベイトリール用ハンドルノブをOnlyOne製作した時のもの。
こちらは昨年の「みんコレ」でご家族で楽しまれた時の一枚。OnlyOneBass'nSpinとYoshida さんに依るカスタマイズを施したリールと虹鱒です。リールはYoshida さんがリペイントをし本体特殊マテリアルで製作したハンドルノブとリールスタンドで構成。此方もご本人独自性が表現されていますよね。
此方もスピニングハンドル用のノブとリールスタンドをOnlyOne製作した写真です。色々な組み合わせを愉しむ事でフィールドでのアイディアも膨らみますね。
ロッドやリールにそれぞれのOnlyOneの組み合わせを愉しまれている事が良く分かりとても参考に成ると思います。 様々なフィールドへ赴くとターゲットも変わってきます。何時でも自身の持ち味を活かせるタックルは独自世界から生み出されていて刺激的です。
上の画像もOnlyOne製作をしたカスタムロッドで、バッシンスピンとトラウトロッドです。ブランクの特性やブランクアクションにガイドの特徴をトータルでデザインをし一品製作していますよ。季節・天候・フィールドと対象となるターゲット…様々な角度から挑戦しているYoshida .OnlyOneです。
