【YoinSelection】ALIJOZ BigBassReel

YoinSelectionへようこそ。

　今回Yoin氏が苦労をして入手しましたのは" BX21 "の機能を搭載し、安定したキャスティングと多様なブレイデッドラインに対応しているリール…。

どんなリールかのか凄く気に成りますね！

BigBass完全対応機

現代を代表するデザインを取り入れたスタイリングの『ALIJOZ』メタルフレームで造られた堅牢なベイトリールの登場です。全長の在るルアーからヘビーな重さのルアーなどで愉しむ事を前提とした設計です。

　『ALIJOZ DH-R』は本体の大きさは横幅が有るタイプと成ります。ロープロボディーのデザインは大きなメインギヤ・ボックスとスプールを有し、パームサイドのデザインをコンパクトにする事で手の平にスッポリと収まります。

　全体的なサイズ感を実感するには比較対象物が有ると解り易いので、フジ釣具チューニング・リール" Zero One "と共に撮影をしてみましたよ。

ZeroOne？初めて聞くけど…という方には、イメージとして" Revo "と同サイズと思って頂ければと思います。

「ALIJOZ DH-R」は対ビッグバスとソルトフィッシング兼用が可能な様にと設計されています。

　バス用リールとしてはワイドスプール的な感じをイメージしてみて下さい。例えば " BX22 "や"Quantum1420 "等が仲間に成ります。（懐かしいですね〜）様々なフィールドで中型クラスから大型クラスのルアーをブン投げてノーチラス級バスから始まり雷魚やナマズは勿論、海釣りで青物やシイラにシーバスなどを楽しめます。

では此処からは少しづつ何故Yoin氏が苦労してまで入手したのか…や、リールの特徴等を画像を交えながら見ていこうと思います。

　スプールの大きさが気に成るかと思いますが、日本国内では余り見掛けなくなりつつ有る大型クラスのスプールで、様々な種類と太目の直径のブレイデッドラインを活用する事を前提としています。スプールの真ん中に有りますのは、極太ブレイデッドラインや中間クラスのブレイデッドラインとモノフィラメントラインを、スプーリングする前に硬く結んでおく為の[ラインラップ]と言うモノ。大物と対峙する為にはシッカリと硬く結んでおく事が重要です。

ラインキャパシティとしては際限なくスプーリングが出来てしまうALIJOZ DH-Rですが、大凡の値としてはモノフィラメントラインは15Lb,175m、ブレイデッドラインが40Lb,187mと有りまして…、このポンド表示は海外規格に成りますから可成り太いラインを活用する事が可能です。日本国内のビッグベイトゲームからソルトゲームを余す事なく存分に大物を仕留められるリールだと判ります。

　さて、Yoin氏が" ALIJOZ DH-R "を選んだ理由の1つとして、BX21の特殊機能が搭載されている所なんですが、そもそもBX21をご存知ない方も居らっしゃると思いますので、２機種を並べて撮影をしてみました。

向かって左側がALIJOZ DH-Rです。右側はYoin氏私物のSilverBX21です。本体がブラウンカラーではなくシルバーカラーです。

・・ちょっと寄り道〜。SilverBX21はフジ釣具の完全なオリジナルとして製作したベイトリールに成ります。当時からオープンベアリングを搭載し、スプールも軽量タイプにチューニングをして販売していたスペシャルリール。

今でこそ軽量スプールやオープンベアリングと持て囃されておりますが…当時は何とスプールは重い方が回転が良いとか…ベアリングはシールドが最高！などと言われていた時代があったんですよ…。面白いですよね、時代に依り思考が変わるんです。

Yoin氏のSilverBX21にスプーリングされているのは、メイソンのタイガーブレードですが当時からブレイデッドラインを主軸に据えてバスフィッシングを提案しておりました…。

　寄り道から戻ってBX21の特殊な機能を搭載している" ALIJOZ DH-R "を見ていきます。

クラッチ切る前の状態です。

クラッチを切った後の状態です。

どんな機能かと言いますと、クラッチを切るとサムバーが出てきます。

此れは通常ですと切ったクラッチを元に戻すには、皆さんもご存知の様にハンドルを回して元に戻していると思います。素速い動作を必要とするルアーや仕掛け（リグ）、手法においてはハンドルを回す行為よりもサムバーボタンを押すだけで狙い通りのエリアや水深でルアーを完全にコントロールする事が出来る機能なんです。特にバスフィッシングのビッグベイトを自身の狙う水深へとフォールさせて到達させる時や、海の沖合いへ出た際にメタルジグやシンキングペンシル等々を魚の群れに到達させる時に大活躍をします。

BX21の全てに此の機能が搭載され様々なフィールドでノーチラス級バスが釣り上げられていたわけなんですね。現代のリール" ALIJOZ DH-R "に搭載されいるのを知り驚きました。

　バスフィッシングや海釣りで話題が有り釣果も更新しているビッグベイト系のルアーは、場合に依ってはキャスティング制御が行い難い事も多々あります。

" ALIJOZ DH-R "はヘビーウェイトのルアーや仕掛けをキャスティングする事を前提に設計されている為、マグネットブレーキシステムも普通のタイプと異なります。ヘビーウェイトのルアーや仕掛けであっても、マグブレーキが効く様に造られている為、安定したキャスティングが行えます。

　ノーチラス級バスを始め海釣りでは大型のヒラスズキから青物などと対峙するにあたり注目される部位としてハンドルフレームが在ります、" ALIJOZ DH-R "のハンドルフレームの形状は程良く力を加えたり逃したりが行え易い、ナチュラルカーブのクランクハンドルを採用し、総全長は10cmですからギヤ比5.9:1との高バランスでルアー操作からターゲットとの遣り取りをスムーズにし、様々なフィールドで大きな迫力の在る魚を狙い仕留める事が出来ます。

セットアップで変わる

　此処からはフィールド（ターゲット）が変わるとセットアップも変わる所を画像を交えて見ていこうと思います。

　先ず始めはバスフィッシングを参考に見ていきましょう。参考に上げたベイトロッドは海外規格で造られた2ピースロッド。

オンラインショップに再入荷と成った

拘りバサーに好評の『SeekMoon SM-C705』

此方はメーカーが提示するロッドアクションが『 ML 』なのですが、近年の日本国内に流通している同アクションから比べると…ミディアム若しくはミディアムヘビーに間違えてしまうかもしれない" ミディアムライト・アクション "ロッドです。（なんか表現が難しい）

　カーボングラファイト製のブランクで造られた" SeekMoon "は組み込まれているパーツ全てが富士工業製を採用。ロッドの総全長は7ft,なので様々なフィールド・エリアで楽しめる内容。岸釣りでしたら広大なエリアで遠投すると気持ちが良いですね……。

　" SeekMoon "の主なスペックはルアーウェイトの基準値が1/8oz,～5/8oz,で、ラインの基準値は4Lb,～12Lb,と成っていますよ。近年の大小様々なルアー（ハード&ソフトルアーやワームなど）に対応しており、又ラインもポンド数が高く直径が細い最新のモノフィラメント・PEラインで楽しめます。

　此の「何でも来ーーい！」なロッド" SeekMoon "に『ALIJOZ』をセットアップさせたらどんなバスフィッシングが出来るのか…ワクワクしてきますね。

早速ALIJOZをセットアップ。

　やゞ全長の有るトップウォータープラグやミディアムレンジを自由に潜行するクランクベイト等を活用してノーチラス級バスを狙う内容と成りました。この他にもキックテールタイプのやゞ重めのソフトルアー等は5.9:1のギヤ比でバスが追い食いし易い速度を維持する事が可能ですし、テキサスリグではボトムをとりながら岩場や物陰で潜むバスも狙い撃ちが出来ます。