WoodyLandのオリジナルルアー『Bass Rover』の本年度モデルが完成を致しました。改めてYoin氏の提案する新しいWobbleBait,とは一体どんなルアーなのでしょう…。

仕様のバージョンアップ

 本年度モデルの『BassRover』は初回モデルから少しづつバージョンアップをしてきました。

本モデルはボトムを可成り意識しつつ従来通りに浅いレンジから深いレンジの全ての水深・エリア仕様で製作し、此れから迎えるシーズンに対応したカラーラインナップと成っています。

ハンドクラフトの" BassRover "はフィールドやタックルの変化に対応させる事に加え、エリア(ポイント)の広さを初代から引き続き踏襲し、更には水深のカバー力と特異な状態のバスにも対応させたモデルに成ります。

前々回モデル
前回モデル
本年度モデル

前々回のモデルでは主軸をボトムとし、プラスαとしてシャローを攻略する事が出来る仕様とバランスで造られました。前回モデルではオールレンジ・オールエリアとしてオールラウンダーの性格を。

そして本年度モデルは"全ての"と言う特性とボトムでヒットさせたバスとの遣り取りを強化させた" Wobblebait "として造られました。

本年度の新色

 本年度のカラーは人気が非常に有った歴代のカラーをベースとして、此れから迎える季節を念頭にデザインされた新しいカラーで製作しましたよ。

ラインナップは4色で構成し、時間帯・天候・フィールドの環境に対応し、バスに直接畳み掛けるカラーはYoinColor の特徴です。

#MGO
#NLG
#BBP
#DBR

芦ノ湖や西湖の様に澄んだフィールドから、山中湖や霞ヶ浦の様な濁りの在るフィールドで釣れる実績の有るカラーをベースに新しく組み上げています。

BassRover 2022,Model

本年度モデル

2種類の特注ネクタイを組み入れています

本年度モデル

壊れ難く浮力も有るトレーラーでバスの追尾を誘発します。

 トレーラーは従来通りの意味そのままなので、ロッドの調子やメインラインのポンド数に拠って、多少の長さ変更も可能です。

本年度モデルBassRoverのウエイトは約5/16oz,classです。バッシンスピンや様々なベイトタックル(ベイトフィネス含む)でお愉しみ頂けます。

 BassRoverのヘッドは手作りです。

太く頑強なワイヤーは本体とヘッドとの角度に拘って製作しています。小さ過ぎず大き過ぎないループ形状はアクションと強度面・セットするスナップ等々を念頭にしています。

 BassRoverと言えば" ベジタブルフィールド "の中から外側と果敢に攻め入っていくルアーの1つ。

ウィードガードを装着しましたから、ガンガン攻め込めます。

何処でも釣れること

BassRoverは狙い定めるエリア(ポイント)がバスフィッシングでは基本とされるエリア(ポイント)全てに適応します。

↑BassRoverの共通の攻め込むエリアを表しています。岸釣りからボート釣りで狙えて仕留められます。

以下に示しているイラストは前々回・前回モデルと共通アクションなので本年度モデルの解説にも使用します。

✭ベジタブルフィールド✭

 ベジタブルフィールドは、ベジタブル=水草の種類に依っても攻め込み方(誘い出し)が異なります。しかし、BassRoverは全ての種類のベジタブルに対応している為、攻め込み方は基本的に自由に設定しています。ベジタブルフィールドの上(ウィードベッドとも言う)・切れ目・内側・外側と、引っ掛かる事も少くタダ巻きからモゾモゾとアクションを出したり自由にバスの喰わせを誘発します。

✭複合エリア✭

 ロックエリア・ハードストラクチャーに加えてベジタブルフィールドが広がるエリアもBassRoverの主戦場です。浅い水深から少し深さの有るすいませんでは、この様な複合型エリアが多く存在しています。特に季節の変わり目ではバスが縄を貼ったりする場面が増えるので、この場合もボトムのズル引きからパラシュートアクションに、タダ巻き・ツイッチ・ジャーク等の基本のロッドワークでバスに存在を知らしめ認識させて攻撃としての喰わせから、守る為の喰わせを誘発する事が出来ると好評の手法の1つです。

✭ミディアムレンジのタダ巻き✭

 BassRoverはイラストに有る様に通常だったらミノーやクランクベイト・その他ブレードベイトで喰わす所をBassRoverで仕留められる様に造りました。

バスの状態や環境でタダ巻きからツイッチ・ジャークでしっかり釣る事が容易に。

✭急深のエリアも網羅✭

 BassRoverをフローター・船釣りで愉しまれるバサーが多い事も有り、Type-2では急深エリアでのカウントダウンと共にアクションスタートの安定した立ち上がりにも拘りました。

最高深度へ到達させた後の立ち上がりは、タダ巻き・ツイッチ・ジャークは勿論、Yoin アクションのシェイキングアップの手法も簡単に行えるバランスです。状況的にバスが逃げ隠れている時にも威力を発揮します。

以上の特徴は様々な環境(天候含む)・エリア(ポイント)・バスの状態・条件を広く捉えた新しい考え方のジグベイトWobblebaitとしてお愉しみ頂けます。

カラーの移り変わり

⚠本稿では初代BassRoverを割愛し本年度モデルの系統を表示しております。

 初代のBassRoverは沈下率と着底の姿勢に可成り拘ったモデルとしてスタートしました。Yoin氏が提唱しているパラシュートアクションをそのまま形にています。

当時のコードネームは" Wog, "で底をモゾモゾと這うイメージも含めたBassRoverでした。その為、カラーリングとバリエーションは大変多く、地形や水中の環境に合わせ易く迷わないカラーをラインナップしていました。

 二代目となるBassRoverは初代モデルに動きをプラスさせたモデルとして誕生しました。浅瀬から深場の様々な水深での沈下率と着底姿勢、そして沈下している時のアクションにも拘ったモデルです。

↓画像は当時の『適切なカラー選び』の考察記事より。

オープンウォーター(沖合のオールレンジ)からスーパーシャローの複合型エリアに対応したカラーなど、ラバーベイトの基準と成る基本的なカラーを中心に製作されていました。テキサス用ワームのデカバス専用カラーなどもラインナップしていましね…。

此のモデルは製作未定

BassRoverType-2は攻め込むエリアやバスの状態を広げた事で各パーツの種類とカラーも広げました。カラーバリエーションは8色展開とし、特殊な効果をもたらす2種類のネクタイとのバランスでデザインされています。

カラー#BK/P, BK/CHは売り切れました。

 本年度モデルBassRoverは人気が有る事に加えて、非常に良く釣れるカラーの組合せの研究を元にデザインされたカラーラインナップで誕生しました。トレーラー(2本)も全体のカラーの意味に合わせて単色バージョンと2色バージョンとが有ります。

✷✷✷

BassRover重さ5/16oz,とキャスティングと操作が一番容易で、最も沈下率がバスの喰いやすい設定です。

ベイトロッドからスピニングロッドで新しいポイントを開拓する事も楽しめますので、存分に水中戦で自身の持ち味を活かしWobblebait BassRoverでフィールドとバスを識る事が出来ます。

是非、様々なフィールドで色々な状態のバスを釣り挙げて下さい。