早春のバスフィッシングの準備が着々と進んでいるKANEKOさんのOnlyOneページです。今回のご依頼は昔懐かしいベイトリールに新しい風を吹き込む内容です。

特殊なマテリアルで…

 KANEKOさんにとって昔懐かしいベイトリールに、自身のリーリングにジャストマッチさせるべくハンドルノブ製作をご依頼されました。

私達にとってハンドルノブはドレスアップパーツの一種類ではなく、将来性が有り確実なバスフィッシングを行う為の重要な機具と考えています。

特にベイトリールはハンドルフレームの全長とハンドルノブとのバランスは最も重要度の高い位置付けに有りますから、依頼されるハンドルノブのマテリアル・サイズ・形状は、それぞれ異なっています。KANEKOさんが依頼されたハンドルノブ製作がどんな内容なのか気に成りますね。

 選定されたマテリアルは海外から特別にYoin氏が取り寄せた「天然石配合マテリアル」に成りますよ。

此のマテリアルは可成り硬く振動率が非常に高く、軽く握る・引っ掛ける・強く握るのリーリングテクニックに必要な握り方が容易なうえに感度が高い事から、シャローランナーのクランクからミディアム・ディープクランク、シャイナーの微妙な速度、動と静のテクニックが必要なツイッチベイト(水面ルアー含む)が容易に行えます。

 KANEKOさん専用に製作されるハンドルノブには、Turikoubouの82ミリハンドルフレームが選ばれました。

 ハンドルフレーム長が82ミリと現在では中間サイズと成ったサイズは、ローギヤ・レギュラー・ハイギヤの様々なギヤ比に合せ易く、小型・中型・大型サイズのベイトリールにフィットする仕様。

作業の下準備が進められKANEKOさん専用ハンドルノブ製作のスタートです。

リーリングが愉しく成る!

遂に完成したKanekoさんのOnlyOneハンドルノブ。早速マグサーボに装着。ノブの形状とサイズはYoin氏がお薦めしているバスフィッシングで様々な摘み方・握り方が最も可能に成るモデルをベースにしていますよ。

溝の本数もKanekoさん仕様で。

 硬度の有る天然石を配合した特殊マテリアルで製作したハンドルノブはミディアムサイズのバス専用モデルです。

 ハンドルノブ形状の最も重要とするのはバスと対峙した時の動作に有ります。

バスは淡水魚の中でも進化した魚種な為、泳ぐ速度・身体の向き方・上下方向への推進力等々がずば抜けて秀でていますよね。そんなバスを相手にするので、私たち釣り人も思わぬ所や思わぬ事でチャンスを逃してしまう事が多々あります。

ブラックハンドルに冴える天然石配合のマテリアル。

 Turikoubou82m/mハンドルフレームのノブシャフトには各部2個づつEBE CATベアリングを内蔵しています。

「チャンスを逃してしまう」と云うのは一体どんな事でしょう。

凡そ考えられるのはフッキングの甘さに依るバラシではないでしょうか。フッキングと言う動作を皆さんはロッドだけで行う事だと思っていませんか?

実はリールのハンドルノブとの深~い関係が有り、巻き合わせを含めた色々なフッキングと言う動作は必ずリールのノブとロッドを同時に操作して行われています。当たり前の動作の中にトラブルを回避し成功に導くの為、普通はロッドの調子(ロッドアクション)に拘ったり・ロッドグリップのデザインを考えたりしますよね、ハンドルノブも同様の事が言えます。

ハンドルノブの形状やサイズというのは" つるん "としていて傍から見ると" 掴み所が無い "と思われますが、実際には人間の指先は敏感で其れに加え手首の柔らかさといったら物凄いんですね。(現代の技術でも完全な人間の手首・指先の動きが出来るロボットはありませんよね)

Kaneko, OnlyOne." fantastic "and "MAGSERVO "

其れ程までに力強く時に繊細に動く手首・手首・身体を持っているのですから、水中生物で在るバスとの対峙では余すことなく存分に自由に「握る・摘む・引っ掛ける」動作でノーチラス級バスとしっかりと遣り取りをし自身のバスフィッシングをパワーアップさせていきたいですね。

異なるロッドとのセットアップで楽しみが倍増で~す。

フィールドに降り立ち常に発見と挑む事を忘れないKanekoさんらしいOnlyOneBassTackleが此処に誕生しました。