興味あるバスフィッシングに挑んでいるHaradaさんのOnlyOneページです。

今回は永年を共にしているリールをグレードアップする為の内容…川や湖に野池でチャレンジする為のOnlyOne製作と成りました。

オーダーメイドで挑みます!

 Haradaさんは川や湖に池などでバスフィッシングを愉しまれておりますが、改めて愛用している幾種のリールに自身に合わせた所謂オーダーメイドのパワーハンドルをOnlyOne製作しようとご依頼です。

様々な種類のバスロッドを用いてセットアップするリールで、其の時のバスフィッシング内容も変わる事から、色々な視点・考えの元にセットアップに依る効果とルアーとの相乗効果などを知り尽くしています。

「あと…もう少し何かが足りないかな?」とロッドとルアーアクション性能アップとバスと対峙する時の大きな決めてとして銘木を用いて或るリール専用にハンドルノブを製作する事に成りました。

原木の状態の銘木パドック

 Haradaさんが選定した銘木は「パドック」です。指先への感触が非常に良い事から人気の有る銘木です。

Yoin氏のハンドカービング・オールウッドハンドルでは其の感度の良さを実感される方が多い種類でも有ります。

セットするリールのギヤ比にピッタリな銘木だと言えますね。

セットアップするリールはQuantum IR130C。

Yoin氏拘りのファインチューニングを施したモデルで限定販売をしていた機種に成ります。『大型なバスと仕留める専用機』というテーマで誕生した本機はリール博士(Quantum1310の生みの親)の協力に依って叶った機種でした。

現在のリールでは考えられないギヤの大きさに加え、バスが身近な米国らしいギヤ比とスプールのサイズが魅力的なベイトリール。荒々しく激しく動き、非常に重いバスを引き寄せるパワーは最強クラス。

 Haradaさんが永年愛用しパワフルなQuantum IR130Cを更にノーチラス級バス専用にハンドルフレームとハンドルノブを新たにオーダーメイドしグレードアップしていきます。

 此処で疑問に思われる方も居られるかもしれないのですが、ハンドルフレームとハンドルノブを変えただけで何が変わるのか?と言う事ですが、ロッドのレンジ・調子とリールとの相性は皆さんも良くご存知かと思いますが、其のリールの性能に関しての事柄に成ります。

皆さんはクランクベイトをタダ巻きする時、何メートルをタダ巻きしていますか?

BalsaShallowRunner,HOT ROD

例えば、芦ノ湖の岸釣りでしたら確実に40mはクランクベイトをタダ巻きで泳がせていますよね、此の距離を或る一定の速度で…しかもバスが追尾し追い食いさせる速度を、一投毎に40mを段階的に巻く速度を変更させたり、最高深度を変更したりする訳ですね。此れにはロッドのレンジや調子(ロッドアクション)も深く関係していますが、巻くという行為に焦点をあてればハンドルフレームの長さとギヤ比の関係・ハンドルフレーム長と握り方の関係(ハンドルノブの形状)は無視が出来ない一つの装置に成っています。

HaradaさんのQuantumIR130Cは特別なチューニングと共に本体の感度も増しているので、指先でノブを握る・引っ掛ける動作を自由にし、水中からロッドを伝いリールのフレームに集約した周波をハンドルノブの形状とマテリアルで増強する事で、誰も感じ得ないバスの存在を手に取る様に識る事が出来るフィッシングタックルが出来上がります。

HaradaさんのOnlyOneCustomにはストレートタイプの総全長82mmのハンドルフレームを選定しています。

現代のハンドルフレーム長の中ではミドルタイプに成ります。

銘木パドックをハンドカービングしてYoin氏の"無我の境地仕上げ"を施しています。此れはオールウッドハンドルの仕上げを其のままハンドルノブにも行っているので、天然が持つ周波の流れの良さが特徴です。シックな雰囲気も相まって大人のリールが完成しますね。

ハンドルフレームにノブを組み入れました。

ダストシールもオーダーメイドで特殊マテリアルで製作しました。

ブラック/ホワイトのマーブルタイプです。

ハンドルノブのデザインはYoin氏が、リール操作の安定化と操作性、確実なフッキングとバラシ難くい形状をデザイン。此方のデザインをベースにサイズをミディアムサイズとして製作しました。

様々なロッドと相性が良いQuantumIR130Cにセットアップすれば、新しい世界が広がる事間違いなしです。Haradaさんの得意なルアーを更に飛躍させるOnlyOne, HandCarving WoodHandleが此処に誕生しました。