公開日: 2020年8月9日 / 更新日: 2023年12月8日

フライ(毛鉤)釣りを身近に楽しんで頂こうと企画したフライシリーズ。リリースしてから多くの方に湖や池に河川、海で気軽に楽しんで頂ける様に成りました。
フライなので…フライロッドを想像しますが、今回は多くの方に広く愛用されているステルス投射弾等々とのセットアップで、より広く水深やアクションも自由に楽しめるものとして、内容を2023年12月加筆修正をしグレードアップしました。

タックルの制約を超えて

アシモフ・クラフトマンのルアーロッドで楽しめるフライ(毛鉤)に様々な仲間が加わりました。フライロッドではなく…もっと身近にフライ(毛鉤)を楽しみルアーフィッシングの無限に拡がる発展性を期待して海外から特殊で面白いフライを集めています。
フライですから其の仕上がりは自然素材と科学素材を融合し、様々な生物に擬態させています。海老の様に見えるシュリンプ型や魚型など、フライとして擬態させるとハードプラグやソフトルアーと大きく異なる仕上がりも同時にお愉しみ頂けると良いかな〜と思っています。幾つかのフライは海中生物を模したり、淡水のエビやオキアミを模していますよ。
小さな水中昆虫を模しているフライは水中のボトム付近で良く釣れるモデル。
又、ミミズや赤虫を模しているフライも海外では活用され、ピアフィッシングから規模の小さな川などで親しまれています。昔でしたらワームをフックに刺して釣る手法でしたが…フライで有る事でフワリフワリと漂う様が正にワーム。米国片田舎のピアフィッシングを彷彿とさせるモデルも在りますよ。

ルアーフィッシングとしてのフライ登場です

手作業に依るフライ製作では先に述べました様に、其の種類は様々にあり釣り人を愉しませてくれます。伝統的なフライフィッシングに限らず釣り人に身近に在るフライを用いたルアーフィッシングとしての存在感が光ります。海外のフライビルダーの手に依るフライを集めているYoin氏。皆さんにも海外の先進的なフライをご紹介していこうと思います。

スローシンキングミノー

フロートミノー

王道をいくバグタイプ

ヘッドに拘った個性的なバグタイプ

擬態が徹底的なバグタイプ

 フライロッドで楽しまれているバグタイプも海外では多様なモデルが企画・開発がなされ其の発展性を伺い知る事が出来ます。

柔軟なフライフィッシングを推奨している本場ならではの個性がありますよね。此等のバグタイプのフライも投射弾・ディスタンスブースター等々にセットアップする事で、渓流や管理釣り場に湖で自由な発想で釣り自体を味わえます。

 ヨーロッパではご近所の川へ食材に上る食材を釣る為に、フライロッドを片手に釣り歩くのは日常の一コマです。特に大陸の内陸部の国々ではバグタイプ以外のフライを活用されているそうです。シュリンプ(エビ)は自宅から近い水辺で捕獲して食されている食材の一つですが、魚を釣る為のシュリンプ型のフライも有り、その国の…地域の人々に馴染んでいる事も識る事が出来ます。

ルアーらしさを表したシュリンプ

実は2種類の見せ方を狙ったシュリンプ

 シュリンプフライのシリーズには、フックサイズやターゲットへの見せ方など色々な違いを出してハンドクラフトされています。

淡水域から海水域のフライフィッシングから投射弾シリーズを用いたルアーフィッシングに取り入れ易いタイプを取り扱っています。

 海外製のフライにはまだ沢山の種類がありますよ。次にご紹介しますのはパイク用に造られたフライと、ピアフィッシングなどで人気のフライと成ります。

最も小さい ⁉ 8.5cm銀ネズミ

ルアーと餌の延長線上に。

 如何でしたでしょうか、海外製のフライ(毛鉤)の豊富さに驚きを隠せません。一つ一つを手作業で造られたフライ(毛鉤)は其の国々で様々な魚を対象として親しまれ愉しまれています。私達の国…日本でも身近な「ルアー」として海外へアンテナを張っておりますよ。国内での導入に際してYoin氏が考案しましたのは、誰にでも簡単に扱えて楽しめるフライということ。専用のロッドでは無く誰でも手にする事が出来るロッドで楽しめ遊べるフライ(毛鉤)として企画し製作しましたのが、投射弾シリーズに成ります。

投射弾て何かな?

 フライ(毛鉤)のご紹介内に登場しております投射弾とは一体何なのか…?と言いますとYoin氏流に申せばアスロック式ブースター!との事で、標的に対してルアーを送り込み仕留める装置の様なモノをさしています。

GALLERY

ギャラリー投射弾シリーズ

投射弾シリーズには、ヘビーアクションロッド用からライトアクションロッドと活用していくロッドのアクションと、水面近くを主要とするのか、中層やボトムを主要とするのかで種類や形状にウエイト違いを製作しています。

此れからご紹介しますのは、国内でポピュラーなロッドアクションでフライ(毛鉤)から小さなミニマルルアーを楽しめるモデルと成ります。

本来、投射弾シリーズはルアー本体の様な効果を発生すべく製作したもので、数多のルアーの基礎を築いたYoin氏ならではの形状とバランスです。

本体の前後の比率及び重心を割り出したステルス投射弾は、一体で二役を担う様に造り、ステルス投射弾の本体形状は特殊です。

活用するロッドアクションに対して、キャストするルアーのサイズに関係無く質量が小さい場合には便利な投射弾です。

 例えば…芦の湖へ赴いたポイントで岸際にモエビがバスに喰われている所(深良水門で異常に良く見る)を目撃したら…ちょっとだけ其のバスを狙ってみようかなぁと思う筈!その時に手にしているのは大体がミディアムアクションのベイトロッドかと思います。そんな時にシュリンプフライとステルス投射弾が有れば、バスを狙う範疇も広がるというもの。やらない依り試してみるをフィールドで体現してみるのも自身の釣りの切り札や引き出しを増やす事に繋がり発展させていけると担当の鈴木は考えています。

又、普段から色々な形状のルアーをロッドワークしているので、ステルス投射弾は小型のファットなルアーと同じに成るので扱い易さは抜群かと思っています。

ルアーロッドのスペックに対して範囲外の小さなルアーを操作する事は難儀しますが、ステルス投射弾をセットアップする事で意図も簡単にキャスティングと操作が行なえ、ルアーフィッシングに奥行きとターゲットの行動を識る手立てにも成ります。

本体のブースターはルアーの形状と効果で振動を発生させ、後続のミニマムなルアー等が自動的にアクションをする仕組みに成っています。

活用法や其の領域は表層域と中層・ボトムと言う異なる水中環境に合わせられる所にあります。
イラストでは表層と中層・ボトムで活用する時の違いを表現してみました。
ステルス投射弾のブースターの向きに依って、異なる環境・水深を探って、引き寄せてヒットさせる事が出来るんですね。 出掛け先でステルス投射弾をケースに忍ばせておけば、ロッドの制約に関係なく様々なルアー類が楽しめます。

もう一つの楽しみ方

 ステルス投射弾は取り入れ易いブースターに成ります。ステルスワイヤーとブースターで造られており、小さなハード・ソフトベイトに関わらず、手持ちのタックルでは少し難儀するアイテムを目的とするポイント・水深に到達させる為のツールです。
以前ご紹介をして好評の手法が有り、湖・野池・河川・堤防等で活用し易く、実際に手法の広がり・対象とする魚が増え釣果も上がっていますので此方でも簡単にですがご紹介します。

 活用方法はシンプルでステルス投射弾とスネルドフック(糸付きフック)を用いて色々なポイント・魚を釣っていきますよ。

スネルドフックは独特なシングルフックでワームと餌を仕掛けられるフックが装着されています。日本国内の糸付きフックは基本的に海釣り専用品が主ですので、バス用のワーム等が仕掛けられない仕様な為にスネルドフックは海外から取り寄せた仕掛けに成ります。

現場でちょっとバス以外の魚の存在を知るときに便利でした。

ベイト・スピニングタックルを用いて普段とは異なる手法をフィールドで実際に行なってみると、日頃から狙っている対象魚以外の魚の行動も知る事で、其の季節や天候・時間帯に依る魚全体の動きも判ってくると、仮説の立て方や予測も容易に成ります。魚自体の行動力や範囲に食性を知るのは釣り人の好奇心を擽りますね。簡単にセットアップする事が出来る投射弾で貴方のルアーフィッシングの可能性を広げ、新しい発見と共にオリジナルの手法を編み出してみて下さい。

 さて、此処からは少しだけ投射弾の兄弟機を見ていこうと思います。季節や天候などで赴く先が変更に成ったり…、海釣りで独自の手法を試したいと云う方にお薦めのシリーズです。

主にコマセ(練コマセ含む)を活用した投射弾フィッシングで海底を中心に根魚から回遊する魚種をターゲットにした専用の投射弾です。セットアップは前述の投射弾と同様にナイロンリーダーを用いた先に、弓角や各種ルアーを取付けるだけの簡単セットアップです。

色々な魚と出会う手法は様々に在りますがYoin氏が提案し推奨する投射弾シリーズは如何でしたでしょうか。
記事の中でご紹介したのはオーソドックスで取り入れ易くをモットーに記しています。簡単セットアップでお手持ちのルアーや新しいルアー等々を活用して行く先々で魚釣りの多様性を楽しんで頂ければと思います。又、魚釣りは水遊び なので水辺や周りの景色も一緒に楽しんで頂ければ幸いです。