厳しい状況こそ威力を発揮!
AsimovJOGはラージマウス・スモールマウスバスから種類豊富なトラウトを自身のテクニックを活かして狙って仕留める事が出来るツイッチベイトとして誕生しました。
今回、Yoin氏も久し振りに珍しいバランスのツイッチベイトを手配をしたぞっ!と、芦の湖から近隣の様々なフィールドで釣り人の個性と持ち味を発揮するルアーフィッシングを展開しています。
AsimovJOGの総体的な仕様はスローフロート気味のサスペンドです。
WoodyLandのミノーやYoinセレクトのツイッチベイトを活用されている方には馴染み深い仕様ではないかと思います。
サスペンドと言う仕様には2種類が有り、沈むタイプのサスペンドとゆっくり浮くタイプのサスペンドとが有ります。
馴染みのある活用法としてはオープンウォーター(浅瀬が存在しているエリア)・やゞ深場に居るターゲットを仕留める時には浮くタイプのサスペンドを多用します。
では沈むタイプのサスペンドは?と言うと最高深度へ到達させる方式が異なるので、岸釣りの場合は深場が近いポイントで活用し、ボート釣りでは落とし込んで活用していきます。
因みに海水域と成ると話しが変わり、沈むタイプのサスペンドは汽水域を中心に広く活用していきます。
この様にフィールドと岸釣り・ボート釣りの違いでサスペンドの特徴を活かした釣り方は実は微妙に存在しているわけです。
AsimovJOGの特徴的なフロントフェイスはリップの角度と形状の高バランスでツイッチアクションもスムーズに。
又、スローフローティングである利点を充分に発揮する事が出来る潜行角度はデッドストップさせた時の姿勢が良い所でターゲットのタイミングにあわせ易く造られています。
さて、オールシーズン活用していくサスペンド・ツイッチベイトのAsimovJOGでターゲットを仕留め易い季節は?と問われると難しい所なのですが、1月~4月・6月や8月・10月〜12月と言えば何となく判って頂けるかと思います。
列挙した各月は気圧の変化が著しい月と気温と水温に差が出るてくる月である事が判るかと思います。この二つは魚の行動力を半減する作用と喰い気が落ちる場合が発生する事が一般的に言われていると思います。非常に厳しい環境の中で魚の行動や其の活性具合いを知る事を目的に、そして其処から実際に魚を仕留めていく手段としてAsimovJOGを手配しました。
全体として動きの悪い(若しくは無い)魚と行動範囲が狭い魚から、活性の変わり始め・動き始める魚を釣り易く造られているので明確な目的と活用方法で、ちょっと厳しくて無理ぃ~と言う時にもサポートしますよ。
使い方はシンプルに!
冬や早春のバスフィッシングは何かと考えさせられる事の方が多いのではないかと思います。
ラージマウスバスは米国北部の魚種で私達が想像している以上に寒さに強い事が特徴です。
余り語られませんが真冬のバスフィッシングではトップウォータープラグやスーパーシャロープラグもチョイスする事が有るくらいで、私達が寒いからと言って魚も寒く動きが悪いと云うのではなく、基本的に其の季節通りの行動をしていると云った方が正しい見解です。人間目線で魚の行動を考察するのではなく魚の自然な行動として考察しなければ仮説のベースも総崩れしてしまいます。
或る程度の考察や仮説を立てる時は先駆者の記録が非常に役立ちます。70年代のYoinや当時のお客さん達の真冬の山中湖・釣行日誌を読んでいくと、スレッドフィン・ダイビングB・スモールフライバス・マグナムサイコ・USスプーン・ウィズバン等々に混じって表層系プラグも登場していました。
真冬のバスを人間目線ではなく、其の季節の魚の行動としてルアーフィッシングに反映させる事で、其の季節のバスの行動に合せたルアーセレクトと手法・狙い方を考案し実戦で釣果を上げています。
当時から釣りを通して自然界を識る事を愉しんでいたYoin達の研究や実験は現在でも続き、厳しい環境・バスの動きが読めない時のサポートルアーとしてAsimovJOGを此の季節にセレクトした意味合いを感じ取れます。
此れから迎える季節を先取りしたAsimovJOGの使い方はシンプルで使い易く取り入れ易い事が判りました。
潜行は簡単に!
或る程度の水深やターゲットが潜むエリアまで到達させるのは連続してツイッチアクションでグングン潜ります。数回のツイッチアクション後に余分なラインを巻き取り、再び連続ツイッチアクションを行ないます。此の一連の動作が潜らせていくテクニックでWoodyLandオリジナルウッドミノーSeekerやParadox100と全く同じ潜行が可能に。
ヒット率を高めるバランス
或る程度の深度へ到達させるテクニックを可能にしているのは、本体の重心位置でツイッチアクションに依る本体姿勢角度が鋭角な成っている状態から、喰わせのデッドストップをさせる事で頭部の角度が少しづつ上がります。或る程度の深度へ到達させデッドストップを行う事でターゲットがジワジワと寄り付きますので、間合いを取るテクニックとして活用する動作です。
テクニックも簡単に!
潜行させたら後はターゲットが潜むエリア・ポイントでツイッチアクション→デッドストップの大物狙い型の手法でジックリ狙いましょう。先にも述べた様に厳しい環境やターゲットの活性が芳しくない時に威力を発揮しますので、急がずターゲットのタイミングで喰わせましょう。
もう一つのアクションとしてリールとロッドアクションを活かしたタダ巻きアクションがありますよ。
みんな大好き!タダ巻きアクション‼
表層域を中心にターゲットが浮足立つ様な時や捕食対象を探してウロつく行動を見せた時にお薦めです。
潜行・寄せる・喰わす動作は基本的にトップウォータープラグと変わらず、ターゲットの活性に依る行動範囲・速度等々に合わせられ易いAsimovJOGなので、様々なフィールドの色々な環境・条件で何時でもターゲットの間合いを身近にする事が出来ますよ。
岸釣りからボート釣りでターゲットが普段とは異なる様子をしている時や、喰い渋く実感した時・次の一手に迷った時にと活用範囲を広げてみて下さい。
楽しめるハードタックル
では此処からは如何様なタックルでテクニックと喰わせを楽しめるタックルを見ていこうと思います。
スピニングタックル
色々なサイズのスピニングリールとミディアムライトアクションのスピニングロッドのセットアップで楽しみましょう。
連続してツイッチアクションを軸に楽しめるロッドアクションが心地良く遊べます。
タックルのセレクトは自由にセットアップして色々な地域のフィールドでAsimovJOGアクションをお愉しみ下さい。
JOGカラーで狙ってみる!
AsimovJOGのカラーは独特な世界観をそのまま本体にペイントしています。
表層域で釣り易いカラーから深さの有る水深で釣り易いカラーに、天候や周辺の環境に依るコントラストが発生した時に釣り易いカラーなど、個性的で仕留め易いカラーをラインナップしています。
基本的に澄んでいる水と濁っている水の両フィールドで活用するカラーです。
例えば河口湖を上げてみると、濁りの発生し易いエリアと何時までも澄み切ったエリアが混合したフィールドがありますよね、此の様なフィールドは全国各地域にあり其の特徴をAsimovJOGのカラーを通して、フィールドの水の環境とルアーカラーの関係性もお愉しみ頂ければ幸いです。
AsimovJOG♚Spec
■スローフロート・サスペンド
■全長9cm
■重さ8g,