ソフトな素材を存分に活かして
お店に到着した新しいソフトルアーAsimovTheShad。
海外製である為、対象とするのは魚を捕食している殆どの魚種ですよ。活用されているのは米国からヨーロッパと広域でターゲットフリーである所も相まって、様々な種類の魚を釣り上げられています。
今回、国内向けにとセレクトしたのは3色のオーソドックスでフィールドや天候を気にせずに楽しめる基本的なカラーとしました。
湖や色々な規模の川から野池・海へと赴けばサーフや磯場に河口域を含めた波止場で様々な魚をターゲットにして、狙う・誘き出す・食わせるのルアーフィッシングの醍醐味を味わえるAsimovTheShadなんです。
TheShadの本体は柔らかくも程良い強度を持たせた素材で仕上げられていますよ。大きな口の歯のやゞ鋭い魚をターゲットにしても耐えられます。湖や河川に海では大型化している個体も見受けられ…、何時でも釣り人を本体の素材でサポートする意味を含められています。
TheShadの最大の武器は安定した操作感で、釣り人のロッドワークに応えられる仕様にあります。ベースとして本体の内部に重心と安定性に加え、フッキングの際の動作を発揮させるべくシッカリとした造りで様々な状況に対応させています。
又、よく皆さんが注意深く気にしている、テール部分では質量を持たせてストレッチが利く様にも造られていますから、或る程度の不安要素を払拭させています。
世界的もソフトルアーと言えばテールはキックテールが基本的なデザインで、タダ巻きからツイッチと貴方のロッドワークテクニックを可能にしています。
時々なのですが、「何故、キックテールのソフトルアーが多いのですか?」とのご質問を沢山頂きます。例えばヨーロッパでは釣り人に最も身近で通い易いフィールドと言えば運河が有ります。ヨーロッパを横断する運河は様々な水深があり、遠浅なエリアの陽の当たるポイントから日陰に成るポイントなどパイクを釣る為に何時でも使用されているのがキックテールタイプなんです。
米国・ヨーロッパでも私達が常日頃から愛用しているタックルと変わりが無く、スピニング・ベイトタックルで広く愛用されています。
根掛りが非常に少なくパイクの泳ぐ速度に合わせ易い事も合わさって定番のソフトルアーとして様々なバリエーションが誕生しています。又、近年の仕様として必ずベリー部分にはフロントフックが装備され、フィールド・ポイントの環境から状況に合せた活用が出来るタイプが主流です。
変わって米国では其の昔から様々な姿のキックテールが誕生し、米国の釣り人からすれば殆どミノー感覚で使用されています。ズームやランカーシティー・ランカーハント・サベージギヤ・ライブターゲット・Zマン等々は、数多のソフトルアーにキックテールタイプを発表し続けているのも納得の環境と解りますね。
TheShadの顔つきは少し独特で種々の魚に擬態する事も念頭に、エラ蓋のデザインに拘りをみせていますね。本体全体を見てみると魚が喰い付くのは、シングルフックの位置に設けられているので、此の部分のデザイン性を重視している事が伺えます。
湖や河川などではラージマウス・スモールマウスバスは勿論のこと、その淡水域に生息する様々な魚をターゲットにしている事と、海では多種多様なフィッシュイーターをターゲットに広大なエリアを泳ぎ出見せ付けて追尾させたり誘き出したりして、自身の手で魚を寄せるテクニックを習得し、次に繋がるルアーフィッシングを楽しめますよ。
ターゲットに合せた楽しみ方
AsimovTheShadに注目したのはターゲットを選びない事と活用域の広さと……、フジ釣具らしくターゲットに合わせたり、自身の手法に合わせちょっとしたカスタムが出来るところです。
水中の環境は浅ければ目視で確認が出来ますが、水深の在るフィールドやポイントでは手探りな状態に成りますから、よく判らない場合にはフロントフックのトレブルフックを外したり、他のパーツを付け加えたりして一体で何役かを担います。
深さがあり狙うターゲットが大型であればトレブルフックのままにして楽しんだり、ハードストラクチャーがひしめき合い水深も定かでない場合にはダブルフック等々のフックを装着して難攻不落なポイントを攻略したり…、或る程度の離れた距離に潜んでいるだろうターゲットを誘き出す時に決め手に成るフロントブレード・ソフトルアーとして狙ったり、貴方の発想とフィールドやポイント・ターゲットにマッチさせたカスタムで色々な種類の魚を釣ります。
ハードストラクチャーからベジタブルフィールド(水草・海藻)では、水中の明暗が一定ではありませんから、上の画像(参考カラー#TS)の様に実在する魚がおこすカモフラージュカラーとしても色々な魚へのアプローチの一つとしてヒット率を上げています。
AsimovTheShadはソフトルアーの中でも、基本的なカラーをセレクトしましたので、フィールドで迷わずスナップに取付けてドーンとキャスティング!
簡単にそれぞれのカラーを要約すると…、#BSは曇り空から晴天(クリアー・マッディ共に)で使用しますが、此れは#TSがあるからこそのセレクトで、此の2色は対に成っておりますよ~。
例えばザックリとシミュレーションすると、空が低く曇りがちな状況は#BSカラーをセレクトし、少し晴れ間が出て水中の不純物が動き始めたら#TSにカラーチェンジさせます。
又、同じ状況下で狙う範囲をストラクチャー周辺にしたり、可成り濁りが目立つフィールドなどでは#YPが最強カラーと成りますよ。
AsimovTheShad★Spec
総全長9.5cm(キックテール含む)
重さ20g,(ファーストシンキング)
カラー3色#BS#TS#YP
貴方がフィールドに降り立つ若しくはボート釣りでの移動先で感じたままにカラーセレクトしても良いですし、自由な発想と仮説でチャレンジしてみて下さい!