ハサミを揺らしてクランクアクション!
新登場して三回目を数える新色がお店に入荷してきました。
川のラージマウス・スモールマウスで狙いに注目され、真夏のナマズ狙いにも活用をされており、今では海釣りへ活躍の場を広げ始めているAsimovCrayfish。
総全長は7cmとベイト&スピニングタックルで楽しめる大きさで造られています。
AsimovCrayfishはザリガニ型のクランクベイトです。
水中をタダ巻きすると二本のハサミが、ユラユラと揺れながらアクションを発生させるタイプで、同型のクランクベイトでハサミがジョイントなのは珍しいモデルとしても注目されています。
又、タダ巻きアクションに限らず、時折のツイッチ等のロッドワークでワンアクションを加える事で、ジョイント式のハサミをバタバタとした揺れ方も出せるので、ラージマウス・スモールマウスバスやその他のターゲットに与える影響を変える事も可能ですよ。
一つのルアーで与える異なる影響を発生さられるのは、ターゲットの挙動や行動域に瞬時に対応させられる心強いスペックだと思います。
クランクベイトとして見るとシャローレンジを中心に攻略する事が出来る事が伺えますが、浅瀬のミドルからボトムを攻略する事も可能なんです。
前者ではミディアムライトアクションで、沖合いや岸際へキャストしてシャローランナーとして高活性のバスを仕留められます。
後者では昔からのテクニックとジャストなタックルで叶う手法で、他の追随を許さないヒット率を確立していますよ。
今回の新色は正にオーソドックスな攻略と昔ながらの攻略を行うのにピッタリなカラーが登場したわけなんです。
真夏の日中の時間は長い様で実は短い事が知られています。
大気中は正午を過ぎても照り付く陽射しが有りますが、水中に至っては既に夕方かと思う程の暗さが増してきます。
其の為、8月中旬を過ぎた頃から徐々に9月10月のルアーの投入及びカラーを投入していきますが……
しかしながら、この時期は…まだ8月。
照り付ける肌を焼くかと思われる強い陽射しを浴びていると、なかなか秋のカラーに思い至らないのは仕方の無いこと。
カラー選びに可成り迷いが生じるのも致し方の無い事かと思います。
其処で一年を通してラージマウス・スモールマウスバスを釣り易いAsimovCrayfishなのですから、カラーも様々な環境に適応し、水中の明暗にも対応が出来るカラーは?との目的で2色の対応範囲が非常に広いモノをセレクトしました。
プレデターカラーで喰わす!
Yoinがお薦めするのは本体の造り・バランスと本体カラーに有ります。
AsimovCrayfish3rdは本体をトランスルーセントを採用しています。
良く見掛けるゴーストカラーとは異なり、本体中心部は自然の光りに依り、本体のペイントカラーの見え方が違います。因みにゴーストカラーは環境変化に依る本体への影響は微量で、トランス部分が少ない種類と成ります。
新色はトランスルーセントの効果を発揮する2色で、#BRカラーと#GRカラーに成ります。
AsimovCrayfishのトランスルーセントカラーを判り易く簡単に、水中の環境変化に依る本体の見え方をサクッと見ていこうと思います。
先ず前提として水中の環境変化とは簡単に云うと①フィールドの状態②水中の明暗の度合いとして見ていきます。(他にも様々な変化と要因が有りますが長く成るので割愛でーす)
サクッと明暗を見ていく。
簡単に状況AとBに分けていますが、前者は明るい状況(状態)で後者は暗さの有る状況(状態)を示しています。
カラーBRはトランスルーセントの効果を最大限に引き出し、茶色の下地が良く見えています。カラーGRは本体のカラーペイントにプラスアルファとして其れぞれの明暗がくっきりと出ている事がよく見て判ります。
◆カラー#BR◆
◆カラー#GR◆
Aでは周囲と同じ明るさで本体が見えています。
Bは影に成る部分がそっくり其のまま本体に反映され周囲と同じ暗さで見えています。
此の効果が私達には見えていない魚達の世界をAsimovCrayfishが代わりにサーチしてターゲットを呼び寄せて仕留める、誰にも真似の出来ないクランクベイトフィッシングを愉しむ事が出来ます。
?何故トランスルーセント?
捕食対象と成る甲殻類や魚は周囲の環境に合わせたカモフラージュをします。
餌を見つける捕食魚は其のカモフラージュを見破って生命を維持していますので、AsimovCrayfishは最も魚類に近寄ったカラーと手法を取る事を可能にしています。
普段とは全く別世界の水の中をCrayfishを通して知っていくのも面白いと思いますよ。
AsimovCrayfishギャラリー
湖や野池や川から海へと、活躍のフィールドを広げているAsimovCrayfishのカラーはザリガニカラーを筆頭に、懐かしいルアーカラーもラインナップしています。