Rapala社のフラットサイドタイプのシャローランナーがお店に到着しました。一時のフラットサイドムーブメントも一段落をし定番シャローランナーとして安定感を増しているかと思います。
今回はRapala社のフラットサイドクランクベイトに注目していこうと思います!
Tiny4と云うフラットサイドは…
お店に到着したのはRapala社のバルサウッド製のフラットサイドクランクベイトOttDeFoe Tiny 4です。
数多のフラットサイドクランクベイトを輸入してきたフジ釣具としても、ちょっと気に成る安定感抜群のクランクベイトなの画像を混じえながら見ていこうと思います。
総全長はどんなタックルとも相性の良い2-1/2"で、重量もバスフィッシングにジャストな5/16oz,です。
此のクラスは思いの外…プラスαの活用域が有り、巷のフラットサイドクランクベイトに比べポイントを選びません。
Tiny4を上から見ると此の様な厚みであると判ります。
フラットサイドクランクベイトに重要なのは実は此の厚みに有るのをご存知でしょうか。Tiny4位の厚みであると活用域が可成り広がりますよ。
だいぶ前の話しに成りますが、Yoinが米国のハンドメイドルアーメーカーに特注品として製作させたフラットサイドクランクベイト(ディープダイバーとシャローランナー)は、Tiny4依も厚みが薄く、完全なフラットサイドアクションを全面に打ち出したモデルでした。其の当時は国内でも様々な全長/厚み/浮力/重量のモデルがリリースされ、フラットサイドクランクベイトの基礎を勉強する事が出来ました。何故フラットなのかを知る大きな切っ掛けにも成りました。米国ではフラットサイドのハードプラグは真新しい類ではなく、可成り歴史の在るタイプの一つに成り、様々な企画/開発などが行われていました。其の内に現在の様に定番化され、狙う対象もラージマウスバスとスモールマウスバスを中心にパイクやパーチ/クラッピーなどを含めて広がりました。フラットサイドの本体を活かした効果的なクランクベイトの開発を垣間見た気がしています。
それ等を見て活用してきた経緯から今一度Tiny4を見ると色々な事が見えてきましたよ。
リップはサーキットボードを採用しています。通常のモデルと異なるのは其の厚さに有り、活用域とそれに関連してレンジを見ると、遠浅エリアの障害が点在しているエリアも攻略エリアに含まれている事が見て取れます。リップの取り付けは本体深くに差し込まれて接着固定されていますよ。
RapalaといえばVMCのフックですよね!
昔からフックポイントが鋭利でゲイブも独特です。ヨーロッパのパイクやカープから世界の外洋で安定して活用されている定評のメーカーなのでノーチラスバスを安心して対峙する事が出来ますね~。
自由な発想が次に繋がる
簡単にTiny4をサクッと見てきましたので、次に見ていきますのはフィールド/ポイントや其のアクションですが、昔ながらのアクションも同時に活用が出来るので、フラットサイドクランクベイトを初めて手にされるバサーにもお薦めの活用域です。
先ず、抑えておく事は大前提として、フラットサイドクランクベイトはオープンウォーターに効果が有る事です。
例えば、芦の湖の岸釣りで白浜の様な広いエリアのオープンウォーターから、恩師公園のワーム岩の様に岩盤エリアのオープンウォーターに、大きな木々がひしめき深いエリアが近いオープンウォーターなどが基本的な主戦場です。
此れらを前提として以下に在る使い方などを見ていきますよ。
《 ベジタブルフィールド 》
ベジタブルフィールド
此のエリアは全国のフィールドに有り、様々な要因から狙い方が多い事でも知られています。フラットサイドのデザインとTiny4のアクションとでベジタブルフィールドの中をトレースしましょう。ファットなクランクベイトでは振りが大きく引っ掛かり易いや、その他プラグでは条件が合わない時に大活躍します。リーリングスピードも早過ぎず遅過ぎずで、安定したフラットサイド効果をバスに見せ付けられますよ。ベジタブルフィールド内でストップ&ゴーも行なえますのでバスの活性に合わせ易く造られています。
※制作側はこの様な使いかたでは造ってはいませんのでご注意下さい。此の手法はフジ釣具独自のテクニックです。
《トップ&アンダーウォーター 》
トップ&アンダーウォーター
フラットサイドの効果を最大限に活かす手法の一つとして可成り昔からYoin氏が考案したテクニック。バスの行動範囲及び見方が狭い場合に非常によく効く手法で、水面・水中でショートツイッチアクションでバスを誘き出させる事が可能に。この場合もアクション後にデッドストップで喰わせるのでバスとの間合いを詰めますよ。
此の手法は水中をタダ巻きアクションさせている時にバスの活性に気が付いたら直ぐに実効出来るので釣り続ける事が可能に成りますよ。
※制作側はこの様な使いかたでは造ってはいませんのでご注意下さい。此の手法はフジ釣具独自のテクニックです。
《 岩盤&狭いフィールド 》
岩盤&狭いフィールド
此の様なフィールドは全国に有り、非常に釣り易い事でも知られています。此処も待ち伏せバスや巡察バスが存在しますので素通りは出来ませんよ~。
注目するのは深度でシャローランナーからミドル/ディープダイバーの要素を全面に打ち出します。その為、リトリーブスピードは岩盤や其の他環境に合わせて変えますので、必然的にロッドのポジショニングを変えますよ。短時間の釣行で初めから岩盤や狭いフィールド狙いであれば、ミディアムアクションのロッドを用いて完全なアンダーウォーターフィッシングを楽しめますよ!
Tiny4を用いてフラットサイドクランクベイトの多才っぷりをフィールドで実感して頂けると思います。
此れらの手法を取り入れる時は、相棒と成るタックルのセットアップ内容でも可成り内容が変わりますので此方も併せて楽しんで頂けるとバスフィッシングの奥深さや楽しみ方も無限に広がっていきますので一度お試し下さいね。
活用し易いカラーセレクト
今回のRapala社Tiny4を取り入れる際に熟考しましたのはカラーでした。米国向けのカラーリングなので日本国内に通用するカラーをとセレクトしています。フィールドで迷わず選べて最も簡単に次のカラーに移行し易いカラーをテーマにした今回のセレクトです。
澄んだフィールドと濁りきったフィールドにプラスαのカラーをセレクト。もう少しカラーを足したいところですが…そうすると矢張り10色は必要に成るので、1色が担う条件が広いカラーばかりをセレクトしています。
貴方のお好みカラーやチャレンジしたいと想うカラーはありますか?
フィールド…特に日中は水中に注ぎ込まれる光の量や色の量が非常に多いですので、多少の条件のズレがあっても大丈夫!
Tiny4の効果と深度、其の手法をフィールドで楽しみたいと想った時が貴方のチャレンジがスタートしていますよ。
様々な手法は釣り人個人が開発する事柄でも有りますから、是非Tiny4で新しいフラットサイドクランクベイトの一面を知り実効してお愉しみ下さい。