スピナーベイト・バススピナー製作は勿論の事、ハードルアーやソフトルアー等々を新しいルアーとしてカスタマイズが出来るパーツ…。
特にブレードは創作意欲を掻き立ててくれるパーツの1つかと思います。
今回はご質問を頂いていたパーツに加えてお薦めしているパーツをセレクトしてのご紹介ページを作成致しましたので是非ご覧下さい。
⚠️2021年のコンテンツに新たにパーツ内容を加筆修正しています。最終更新日2024年4月
ブレードの種類で広がるカスタマイズ
マグウィローブレード
米国内で圧倒的な人気を誇るマグウィローは、様々な効果を出すスピナーベイトに用いられるブレードです。
回転力よりも水をくわえる面積と、重量で低速タイプや中層の水深用のスピナーベイトを製作するブレードで、 6番と7番のコロラドブレードとの違いを知っておくと視野と創作範囲が拡がる種類なんですね。
独自の形状が齎す効果…『SHINE MagWillow No,7』
ハンマー仕上げのシルバーとゴールドで様々なブレードベイトやハードプラグをカスタマイズ。
シングル仕立てのスピナーベイト製作からビッグベイトのアクション用として広く活用する事が出来ます。
ビッグブレードの仲間に成ります
ハンマーシルバー
ハンマーゴールド
マグウィローを装備した『I am a Cat』はYoin氏作。
マグウィローの最大の特徴を活かして「低速・安定した姿勢」で製作されています。
高速回転に重きをおいてはおらず、水深・アクションと低速の関係性を表された種類のブレードに成りますので、ブレードベイト以外のルアーをカスタマイズするのにもお薦めです。
こんな感じで「ちよっと手元に有ると色々な創作が出来るな…」という様なパーツを少しづつご紹介していきます。
色々な創意工夫が実際に形造られるプラスαなブレード系パーツが沢山ありますので見ていきましょう。
インディアナブレード
インディアナブレードはスピナーベイトやルアーの製作で人気の在る種類なのですが…余り巷では耳にしなく成っている様でしたので、再確認の意味も込めてオンラインショップで販売しておりました。
インディアナブレードはコロラドブレードとウィローリーフブレードの中間と成る、水のくわえと独特のアクションをするので、スピナーベイトやルアーのアクションが、大きくも小さくもしたくない場合に用いると、ルアーアクションのデザインが行い易い種類に成ります。
◆最近では見掛けなく成ってしまった『IndianaBlade』は3番と4番が有ります。最も活用範囲の広いサイズはハンマー仕上げです。
フロント・リアをインディアナブレード / フロント→コロラド・リア→インディアナ / フロント→インディアナブレード・リア→ウイローリーフ等々と組み合わせ方は自由ですので自分のアイディアでオリジナルのスピナーベイトやスピナーも自作する事が出来ます。
◆ハンマーゴールドは三番のみで、ハンマーシルバーは四番のみと成ります。
ちよっと遊んでみたく成ってきましたか?まだまだ~と言う方もいらっしゃると思いますので ご紹介を進めますよ。 本ページ内に登場する一部のパーツは基本的にYoin氏(フジの兄貴さん)がWoodyLandオリジナルのブレードベイトやハードルアー製作で、米国のメーカーに特注で造らせたパーツが含みます。
Yoin氏の手元のストックを皆さんにも提供する事で、自由な創作活動が出来ればとの想いも在りますので、もしお手に取って頂けたら個性溢れる意欲的なルアーを製作して頂けますと幸いです。
バススピナー・ビッグブレード
カラーが際立つ大き目のブレード『TurikoubouBassSpinnerBigBlade』はベースをコロラドブレード+ウイローリーフを合わせた形状のブレードです。
WoodyLandオリジナルのノーチラス級バス専用BassSpinnerで使用していたブレードです。
主に米国等のノーザンパイク用のスピナー製作で使用されているブレードの1つで、重たい本体であっても負けない面積と質量を持っています。
ブレードと言うと…どうしても回転の方を考えるかと思われますが、そもそもサイズと重さの有るスピナーボディーと組み合せる為に造りましたから、回転の速度はユックリ目が普通です。
サイズは長辺(縦)5.5cm 短辺(横幅)3cmです。
どんなルアーにどの様にデザインをしていくのかは自由です、アクションの為に…全体のアクセントにと活用方法に決まりはありません。
ラインナップのカラーとしては2色で、それぞれにハードルアーに使用されるホイルを貼りコーティングがされていますよ。ベースはシルバープレートなので裏側はプレーンシルバーです。
ゴールドカラーは陽射しの強い時の味方です。
シルバーは陽射しの弱い時の味方です。
ブレードとしてのゴールドカラーとシルバーカラーは基本的なカラーで、それぞれに釣る為の役割を担っていますよ。
OnlyOnePlus+
Mr,Kaneko.BigBassSpinner
OnlyOnePlus お店でBassSpinnerを自作されたKanekoさんの作品は、「TurikoubouBassSpinnerBigBlade」を取り入れ、芦ノ湖のノーチラス級バスを仕留める為にKanekoさんがデザインし製作されました。
芦ノ湖は遠浅なエリア・ドーンと深い急深エリア等々、色々なエリアが存在し岸釣りをするのに最適で狙い易く存分に楽しめる湖の1つで、OnlyOnePlus+のKaneko,BassSpinnerも一軍の仲間入りをしました。
水深が維持し易くてキャスティングも大遠投が行えるので、沖合いにキャスティングして狙いたい水深も楽々と扱えるので、出逢えるバスとの回数も増えて面白いですよ。
此処からはオーソドックスなブレードをご紹介していきましょう。スピナーベイトからハードプラグのカスタマイズなど様々なルアー製作で頻繁に使用されるブレードです。
コロラドブレード
世界で最も広く活用されるコロラドブレードには、プレーンタイプとハンマータイプの2種類が有りますね、何方も水中や天候の環境からターゲットの条件や活性に合せて、組み上げていくスピナーベイト製作に欠かせないパーツの一つです。
カラーはゴールドとシルバーが基本カラーです。
WoodyLandオリジナルスピナーベイトI AM A CATスピナーベイトの基本を識る事が出来ます。
サイズは規格サイズは4番・3番・2番が有りますが、WoodyLandオリジナルスピナーベイトで造られているブレードには、この他に5番や6番に7番なども有り、ディープカップタイプなども有り、コロラドブレードとは云え其の効果は単一ではありません。
※WoodyLandオリジナルのブレードは単品販売はしておりませんので予めご了承下さい。(時々、限定で販売される事も有ります)
ウイローリーフブレード
ウイローリーフブレードもスピナーベイトから様々なハードプラグ製作で広く活用されているブレードで、其の面積の少なさが非常に良い効果を発揮する特殊なブレードに成ります。面積が少ないなんて驚きかと思いますが此処では割愛して此の種の定番タイプをご紹介です。
カラーは基本的にシルバーとゴールドです。最近では技巧的なモデルも増えました。
低速用のスピナーベイト製作で必ず活用されるブレードで、規格サイズはコロラドブレード依も少なく大きめサイズから始まる種類に成ります。サイズの規格は通常は4番と5番です。何方もプレーンタイプとハンマータイプの2種類が有り、ハンマータイプでは先にも触れたように技巧的なモデルが増えています。
ウイローリーフブレードが誕生した当時は、回転力に注視しないブレードとして米国メーカーが低速用として確立した為、ブレードの効果は揺らぎや煌めきでしたので、原点に立ち返ってオーソドックスな米国仕様のスピナーベイト製作も粋かなと思いますよ。
オーソドックスなブレードは世界中の様々なスピナーベイト・ハードプラグ等々に活用されています。此れらブレードと組み合わせて使われるブレードもその他にも有りますので見ていこうかと思います。
次にご紹介しますのはバズブレードで此方も活用範囲が非常に広く様々のスタイルで登場しています。
バズブレード
次にご紹介するのは、最も簡単でシンプルなバズブレード。
バズブレードは、バズベイトやハードプラグにセットアップしたりと皆さんも馴染み深いパーツかと思います
昔から多くのメーカーに活用されている定番モデルの『BuzzBlade』殆どの米国メーカーのルアーに広く使われています。
懐かしいルアーではフレッドアーボガストのスパターバズでしょうか…。取付けるトップウォータールアーや製作するバズベイトの重さに合わせてセレクトして下さい。
バズブレードのサイズ(規格)は当時のままですので1番判り易いと思われます。
バズベイトは本来はデッドスローで使うルアーでバスの状態も低活性用と成ります。
余り知られていないので深くは言及しませんが、数多のルアーの中では曲者なんですよね。現在は兄貴さんがハンドメイドするバズベイトもファースト〜ミディアム位の速度で使うバズベイトが有り、時代の流れと共にその意味合いと活用法が変化を遂げていますので、サイズもS,M,L,と速度とターゲットの状態に合わせてサイズをセレクトしていきますよ。
Sサイズ
Mサイズ
Lサイズ
バズベイトの優位性を最も表しているバズブレードには3種類の規格が有ります。
AsimovEasyBuzz
Asimovからのリリースとなるのはパパッと簡単装着が特徴の『AsimovEasyBuzz』です。
特別な鏡面仕上げで造られたバズブレードをワイヤーを組み付けてYoin氏が造りましたよ。 主にトップウォータープラグやその他の水面でパシャパシャと引いて使うソフトルアーもO,Kなんです。
ルアーとの連結はスプリットリングで簡単に装着が出来る事と、ルアーとブレードが別体式なので喰わせたいポイントでデッドストップが可能に成っておりますよ。 此れはとても心強くて…例えば或る程度のエリアまでタダ巻きをしてルアーの印象や存在を知らしめ、ターゲットが待ち受けているであろうエリアに侵入したら間合いを詰めながら喰わせのデッドストップで確実に仕留めていく事が出来ます。これ自体は非常に多くの水面ルアーで行われている手法で今迄は水面では無理だなと諦めていたルアーを活用する事が出来るので、狙い方や仮説の立て方も引き出しが増えていきます。
全体のデザインはシンプルに装着が出来る様に造りました。 ブレードのサイズはMサイズですので小型から中型のハードルアーやソフトルアーに取付ける事が出来ます。 又、ワイヤーを含んだ全長(長辺)は5cmですのでタックルケースの中に収め易いサイズ感です。色々なルアーやソフトルアーに装着してウィードベッドや立木等をトレースしてみましょう。
様々なルアーに魅力をプラス
此れまでご紹介したパーツは全体として小型から中型クラス、大型クラスのルアー用カスタマイズと成りますが、此処からご紹介しますのは可成り特殊なパーツと成ります。
パーツを活用して製作する場合、どうしても重量加算が大きな問題として浮上してくる事も多々あります。
特に取付けるルアーがミニマムなクラスではホロービーズ1つでも沈んでしまったり…合わせるブレードが存在しなかったりしています。
パーツを選定する段階や製作途中で考えるのは、パーツを或る程度のブレーキ装置として使うのか、それとも動きの中心として使うのか…パーツの形・厚み・重さなどでアクションは大きく変わります。
ルアー製作全般として言えるのは、何故そのサイズで…その動きが必要なのかを明確にする事で、もっと自由な発想のもとでルアー製作のレパートリーも増えてきます
次にご紹介しますのは少し変わったパーツで従来型のブレードとは大きく異なり、ハードルアー・ソフトルアー・ブレードベイトに取り付けられて本来のアクションを損なわないモデルと成ります。
シェルスパングブレード
好評を頂いている『TurikoubouShellSpangBlade』スパングブレードの中でも想像を掻き立ててくれるブレードは摩訶不思議な色味を発生させます。水中の環境に応じて変化する様が人気です。アイレットか2箇所あり取り付け方も自由自在。
水中の環境…とは、陽射しの入り方や水中に存在する物体等々から明暗などを示しています。スパングブレードは水中が暗ければ…暗いなりに見え、明るければ明るく見える。又、ウィード近くでは色味が馴染みターゲットフィッシュから見ると格好の捕食対象に成る様に造られています。 下にあります参考画像では水中環境にどの程度関係してくるのかを簡単に表してみた画像です。
微妙なバランスが求められるジョイントのバススプーン・バススピナーにも、重量面で影響を与える事無くアクセントとハタメキとキラメキを表現する事が出来るスパングブレードです。
SHINE SpangBlade
色々なハードルアーやソフトルアーに簡単に取り付ける事が出来ると人気を頂くスパンブレード。
基本的な形状はほぼインディアナブレードと同じに成りますが、スパングブレードなのでフラットで特殊なカラーが特徴と成るブレードに成ります。
サイズは長辺が2cmとコンパクトな仕様でトップウォータールアーのリアに装着したり、ソフトルアーのベリーにユラユラとさせる為に装着したりとカスタマイズは自由に行われているブレードです。
カラーラインナップにはミックスカラーとメタルカラーとが有り、カラーが豊富なハードルアーに取り入れられてもいます。
カスタマイズの方向性としては装着させるルアーに更に動きを見せる事や、ハタメキ・キラメキを加える事にありますから、好みの形にカットして装着する事も可能です。
此処まで色々なカスタムパーツを簡単ではありますが、ご紹介させて頂きましたが皆さんの参考に成りましたでしょうか。
まだまだ沢山のパーツが在りますが誰にでも簡単にカスタマイズが行えるパーツとして挙げてみました。
海・川・湖・野池へお出掛けに成る愉しみの1つとして、オリジナルのルアーが簡単に出来るパーツも有りますと更に想像力や工夫といった面でお愉しみ頂けると思います。
多方向からの釣りを是非お楽しみ下さい。