☆FBG バス屋瓦版。  版元FBG釣会所。

※今回は5MとDOUBLE SCATの違いに付いて書いて見ました。

★左右の岩場は春先のバス、ブラウン狙いの方に是非攻めて頂きたい場所です急深の岩棚の下8m位の所に良くバスが集まっています。ブラウンは其れより浅く3m位の所が狙い目です、共に岩棚に沿って上下に行動しているのでいきなりトップに喰う事が多く油断は禁物です。3月12日のまさやんは正にこれの典型です。

☆秋に強い芦ノ湖白浜付近の略図です★印はあくまでも参考で風、波、天候によって全く変わってしまいます。浜中央の流れ込み前は確率は低いですがビックリサイズが出ます。★印にとらわれず釣歩いて貴方だけの★印を増やして下さい。

★秋は岸辺だけでなく日中開けた所のかなりの沖も狙いです  !(穴場)‼。ロングキャストが決めて(リールメンテ怠り無く)ビッグベイトをロングキャストそしてスローリトリーブ……=びっくりサイズ。‼

★★★5M&DOUBLE SCAT 考★★★⁇ 

みなさん5Mをモット使ってやって下さい。

☆暫く前よりダブルプロップ(スイッシャー )が話題に成っていました特にL&Sの5Mとダブルスキャットの事が色々耳に入って来て居ました。然し良く聞いてみますとそれぞれの違いを良く判らない人も多かったのには少し戸惑いました。其れもプロップを大きく換えた物も出ている様でした。其処で良く聞いてみると可成りの古手でも5Mとダブルスキャット夫々の特長を知らない方が居られたので昔話も交えて時間を取らせて頂きました。

`72年頃私達はダブルプロップと云えばNIP-I-DIDYやCREEKE CHUB・CISCO KID等を使っていました。ダブルプロップで光り物の小魚に見えるのが無いかなあ〜‥……・、ふと思い出したのは私が未だ疑似店をやっていた頃(`64年 )友人に貰ったL&Sー7Mでした……確かL&Sにダブルプロップも有ったと思い業界のドンにコンタクト其れじゃあ輸入して上げようとあっさり承認してくれました。種々手間取り入って来たのは`74年に入ってからだと思います、其の時は5Mと7Mを輸入しました。

待望の5M入荷…然し当時ダブルプロップは人気無く殆ど売れませんでした。仲間内でも7Mは人気が有りましたが5M使いはほんの数人だけでした、こんなに有効なルアーなのにまあ良いかと好き者同士で色々使って見ると、在る条件には強く又反面弱い部分も見つかり当時気になっていた同形のDOUBLE SCAT を追加輸入してみました。輸入した当初は私達も良く判らずボディのスポット模様に魅力を感じて入れてみたのです。うん、是でカラーの繋がりがスムースに行くぞ

ところがドッコイ喰う条件が5Mと全く違うのにビックリ何が違うんだろうとルアーを良く見ると秘密が判りました。成る程L&Sが二重に製品化している訳がやっと判明しました、これかあ〜〜。風のない早朝と風波の無い夕方はDOUBLE SCAT その他は5Mのチューニングで釣ることになりました。何しろDOUBLE SCAT はフックラトルが全く無いルアーなのですから。然し同形のルアーを二重に持って行くのは辛い物が有り後にWOODYLAND SILKWORM をデザインする羽目に成りました。(l型はDOUBLE SCATが70%タイプ)(ll型は5M x DOUBLE SCAT 40/60で融合タイプ)としてデザインして見ましたが…………。

☆★追記、老婆心乍ら一言、5MとDoble Scat がランカーキラーと言われる由縁は水押プロップの静かなウオーターサウンドに有ります。派手なバシャバシャ掻き回すサウンドはランカーを遠ざけます。バシャバシャ水を掻き回すダブルプロップなら他に沢山有ります、5MやDouble Scatは大物喰いのサイレントキラーなのです。また私がウッドルアーに拘る理由も実はその辺に理由が有ります其の事は又の機会に時間をいただきたいと思います。
庸允、

☆DOUBLE SCATのテール部分の拡大。

☆5Mのテール部分の拡大。

☆5M-静止時ポジション、フックとプロップの位置に注目。 プロップとフックが干渉強いフックラトルが発生します。

☆DOUBLE SCAT 静止時ポジション、同様の事柄に注目。 プロップとフックが完全分離フックラトルは発生しません。

☆下の写真に隠し技有り

☆驚く事にたった是だけのアイデアとパーツだけでルアーと云うのは全く変わって仕舞う物なんです。ノックを打つ、ワッシャー(スペーサー)を入れる簡単でしょう! 何か変わった事色々出来そうですね。
貴方もチャレンジ

これが本物の【5M & DOUBLE SCAT】です呉々も間違え無い様にパーツ迄確認して下さい。

現在純正Double Scat は製造されていません、然し改造してみて下さい。