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 復活させるぞ〜。

沢山の方からのお問い合わせが多い、The Texas Hard Lure について、以前に Yoin(フジの兄貴) がホームページにて公開した内容を織り交ぜながら書き記せればと思い作成してみました。

あっという間に45年以上も前…

昔々…Long Long a go…、Yoin が日本に テキサス ワーム リグ を導入して45年以上も経ってしまいました…。このテキサスワーム成るモノは、微妙な操作やその感覚がとても楽しいアイテムなんですね。全く新たな発想で開発・製作した The Texas Hard Lure は、ペイントも Woody Land 工房 で他のオリジナルプラグと全く同様の工程で精緻に施しました。
ワーム素材を排除したデザインで、リグの材料にもこだわり Yoin の豊富な経験で選定した テキサス システム を楽しんで戴ければと思います。

 お店で触って見られる 試作機 The Texas Hard Lure です。テスト段階のボディーなのですが、全体が良く解るかと思います。見ての通りにとてもシンプル。釣り人のアイディア次第で、変幻自在な所が最大の特徴です。なんだか、色々アレンジもしたく成ってきますね。

 テールの部分は ラビットヘアー を装着しています。テキサスワーム のテールの種類は沢山在るのをご存知かと思います。その種類に依って…湖底の種類や状態に依ってテールの種類を選ぶのですが、これらを考慮してラビットヘアーを装着しました。

 The Texas Hard Lure をじっくりと…。

 以前、Yoin が公開した記事の中から重要な内容を抜粋してみました。

Yoin からのコメント

テキサスシステム は、ターゲットの行動を把握する役目を担っている。
行動と云うのは、例えばバスが底にベッタリと居るのか、散り始めているのかを喰い方や襲い方で判断が出来るシステム。
ジグヘッドタイプやその他のシステムでは、予測が出来難い事も、テキサスシステムでは可能に成るので、是非この機会に試してみて欲しい。
湖底の状態に依って、バスの集まり方やサイズまでも違うので、少し興味が有る方チャレンジしてください。

by Yoin.

✱それぞれの特徴✱

★先ずは、ボディーですが、今回は専用のマテリアルから開発してみました。何と云いましても大物を釣るよ!がテーマでも有るので、折れ難い・重過ぎない・扱い易いボディーを創ってみました。
★ラビットヘアーは、前述の内容に加え、テールの立ち上がりやテール自体の操作も出来る様にしてあります。G/G Force には嬉しい仕様なのではないでしょうか。
★専用ウェイトは皆さん初めて目にする形状かと思います。バレット型ではなく、こちらの形状と重さ・縦横の比率がシークレットなモノ。これが大変重要で、バスの喰い(ヒット率)が極端に変わるんですよ。

★画像には有りませんが、スイベルもとても…とても重要!で、質量を減らす為と低速で効果の高いクレーンタイプを選びサイズは7番を装着しました。こちら、色までこだわってみました。
★ランダムスペーサーですが、初耳に成ろうかと思います。これは、昔々の Yoin が秘かに、大物一発‼狙いの勝負に使用していた方式。この方式を本作品にも取り入れ、アクションがウェイトの形態・比重とマッチして格段にアップ。大物のヒット率が倍増です。
★フックサイズも重要では有りますが、特に テキサスシステム で外しては成らないのは、フックの形状に有ります。
軟質タイプも同様なので、もしワームのテキサスリグで喰いが悪いと感じたら、フックの形状を変えましょう。

✱難しい塗装もクリアーです!✱

 ペイント…。ワームカラーをハードプラグにペイントするのは実は簡単な様で難しい事。
丁度、Yoin が試作機を公開した頃…みんなでワームカラーどんなかなぁ〜、カメグリ とか ブラックグレープ とか塗るのかなぁ…等々、ワクワク・ドキドキしながら盛り上がった事を思い出しました。
なかには、ワームって透けるしね…や、影が難しそう…など、テキサスシステム を識る猛者達は、よくその難しさを話していたものです。

✱完成したら皆が驚いた✱

 The Texas Hard Lure は全6色展開でした。
芦ノ湖などの澄んだ水域から霞ヶ浦などの濁っている水域まで、一通り使えて釣れるカラーをとペイントされました。

 ハードプラグなので苦心しましたが、ボリュームや膨よかな質感を出す為にテストを重ねてのカラーリングに成りました。
その結果、軟質素材(ワーム素材)を超えた膨よかな質感が出せました。

こちらは現在在るカラーの #STPカラーで昔に在った PumpkinseedRootbeer に共通するカラーのひとつ。

懐かしいでしょ?

#Chiaka カラーも欠かせないですね。
何といっても深い赤がベースと成り要所を攻め入るのに最適なカラー。

 それぞれのカラーの使い方自体は、ワームカラーの基本と全く同じです。ハードプラグに成った事で更に使い易さが増しました。

 実は手作りが出来る!

 先日ホームページにてThe Texas Hard Lure についての記事が公開されました。

 各フィールドのルールで軟質素材が使えないと云う事も増えました。
折角、学び始めた大物を仕留める テキサスシステム や これから始めたいと云うバサーは多い様(各地からのご質問が多数有りましたし…)なので、それぞれが自作すればもっと面白く、楽しめるのでは?と、Yoin 流の記事を公開したと云う訳です。
釣り とは、個人のアイディアなどが表現出来る趣味。
皆が一様では楽しくなかろう、普段知り得ない事柄やフィールドの環境などを吸収して遊んで欲しいと Yoin

ホームページに掲載中の記事の中からイラストを戴きました。如何でしょうか?何だか自作が出来そうですよ。
ボディー長はテールの長さを考えて決めると良いと思います。
出来れば、6" 以下に成らない様にして下さい。小さいと テキサスシステム では無く、ジグヘッドシステムに成ってしまいますよ。

 テキサスシステム は、独特のモノで、他のシステムでは探れないバスの動きまで、感知するスーパーシステムです。
貴方だけのスーパーシステムを是非。
フジ釣具

10-3koike

 Mr, Koike.2016.10.03
Bass 51cm / The Texas Hard Lure #Skunk