チャレンジャーKanekoさんのOnlyOneページ。
今回のご依頼は"RemodelingRod"という事で、大事なロッドを現在のバスフィッシング用に少し手を加える内容と成っています。
懐かしいロッドを少し手を加えるだけでKanekoさんらしさを現す依頼に。少しだけ内容を見ていこうと思います。
次に繋がっていくロッド
Kanekoさんの"BROWNING"ベイトロッドに少し手を加え、ご自身のバスフィッシングに馴染む仕様と言うご依頼です。
BROWNINGのフィッシングタックルの歴史も古く、可成り懐かしいモデルをお預かりしての作業に。
KanekoさんのOnlyOneCustomのアイコンを作成させて頂きました~。
バス用のロッドと特殊なリールKaneko,Ambassadeur2500と共に。
今回のご依頼ではロッドの状態を確認する作業からスタートです。
年季の在るロッドは所々に歩んできた歴史が刻まれています。その歴史を或る程度、残して重要な箇所を蘇らせる依頼と成りました。
作業内容としてはガイド自体を総取り換えにし、スレッドのマテリアルも変更していきます。又、BROWNINGのグリップがショートタイプで有る為、握り部分の長さの変更と成ります。
●ブレードの状態に依っては、どんなに手を加え様とも元の状態に戻す事は不可能な為、確認作業は念入りに行いました。
Kanekoさんが選定したガイドはYoin 氏が特別に手配した海外で人気のカラーフレームガイドです、スレッドもメインとトリムをデザインされましたので調子の確認を行いながらガイドセッティング等を進めていきます。
真赤なフレームは頑丈でリングの厚みも破損し難いタイプを採用しているガイドなんですね。
海外ユーザーの多様なルアーフィッシングに対応しているガイドな為、第一ガイドのリングはレギュラーに成ります。
さて、BROWNINGのブレードは濃いめの赤茶色です。セッティングする真っ赤なガイドのフレームに合わせ、メインスレッドのマテリアルをメタリックスレッドのレッドを選定しています。ラッピング前ですと艶やかな色味と雰囲気を醸し出しているのですが、トリムスレッドをポリエステルスレッドのカラーをゴールデンイエロー(少し濃いめ)を選定しました。
コーティングした後の発色と色味のバランスに落ち着きと調和を出す事が出来ています。
元ガイド部の画像では真赤なガイドにブレードとの一体感を出しつつアクセントとして選定されたスレッドのカラーリングが非常に良い効果を出している事が分かるかと思います。バット部分はドレスラッピングが施されていましたがシンプルな仕上がりにする為、NCPスレッドのマット感を期待してブレードカラーに遜色無いカラーでラッピングをしました。
Kanekoさんのメインフィールドは芦ノ湖の岸釣りですので、水面ルアーのチャグルアーやシングル・ダブルスイッシャーは勿論の事、ノーチラス級バスを狙うど真ん中のシャローランナークランクベイトを代表格としてスリムダンディーやフォックスバット等々を、ロッドの先端部から力の有る元付近と活用する部位の広さで今年も芦ノ湖のノーチラス級バスに挑みます。
ブレード部分のほかに重要な依頼としてグリップ部の作業も有ります。BROWNINGのグリップはシングルハンドルよりやゞショートに成りますので、通常のシングルハンドルの長さに変更していきます。
昔懐かしいハンドルには特殊なマテリアルで造られたグリップが装着されています。此のグリップの長さをKanekoさんご希望の長さに加え、手に馴染むコルクを用いてリフレッシュです。
使用するコルクは2種類を選択していますよ。メイングリップを通常のコルクへ変更し、BROWNINGのブレードとハンドルフレームのカラーに統一感とアクセントの意味を含めた、バールコルクのダークブラウンを上下に配置して造ります。
しっかりと長さを確保しつつ、ロッド全体の雰囲気を落ち着きの有るグリップへと作り変えたので、第一印象もガラリと変わりましたね。Kanekoさんの所有する数多のベイトリールとも相性が抜群に成りましたよ。今回のご依頼に合わせたリールも幾つか選び出している様で、今後のセットアップ内容の違いも同時にフィールドで楽しめますね。
★フル・カスタマイーーズ!★
KanekoさんはAmbassadeurの2500を大事に愛用されているユーザーのお一人です。幾つかの機種には現代のバスフィッシングに焦点を当てたOnlyOneカスタマイズをされています。
今回、見せて頂いた機種もKanekoさんのオリジナル性に富んだOnlyOneカスタマイズ2500で、" Ambassadeur2500Plus "としてザックリとご紹介です。
ベースとなるフレームはAvail社のオフセットフレームで此のフレームを軸に構成しているのはCDLのカバー。
メインギヤもハイギヤに置き換えているので、現代風なバスフィッシングを楽しむ事が出来るモデルと成りました。リールのギヤ比(速度)は巻き上げの速度を考えるのでは無くて、ルアーの安定化を図る為と言う事ですからHell CatやGRENADE等がスムーズに扱えますね。
リールのハンドルフレームも交換していますよ。
ハンドルフレームの全長とギヤ比に対して、安定化と共に振動率を上げる為に、OnlyOneハンドルノブを製作し装着しています。軽やかなリーリングは当然の事として、ノーチラス級バスとの遣り取り(巻き上げ)ではハンドリングの強弱がスムーズに。
KanekoさんのAmbassadeur2500PlusをOnlyOne"RemodelingBROWNING"ロッドにセットアップしての撮影をさせて頂きました。
オフセットフレームの効果で手の平に収まりパーミングがコンパクトに。
ロッドワークを得意とするロッドアクションとコンパクトなパーミング性で、トップウォータールアーから水中のタダ巻きルアー、ツイッチベイト等々と芦ノ湖の岸釣りで、ロッドワークに依る技に磨きが掛かりノーチラス級バスとの距離も近づけますね。