新しいバススプーンを発表し続けるWoodyLand,Yoin氏。

 今作の新型バススプーンは完全な"JimDandy "アクションの再現に加え、新たな要素を融合させた『FatDandyFeather』の登場と成りました。

★★Yoin流のデザイン★★

 新作のバススプーン『 FatDandyFeather 』は湖や川・池など様々な水域で主にバスを仕留める為に誕生しました。WoodyLandYoin特有の本体は水中の環境に左右される事なく" FatDandyFeather"のアクションを安定して発生させる事が出来ます。

『JimDandy 7g,』のアクションを継承しつつ現在の様々な調子のロッドで、難攻不落なポイントに潜むバスも釣れる様に本体のデザイン・質量・アクション(手法)でもって製作しています。

Yoin氏のバス専用スプーンは本体の厚みとカーブは勿論の事、ベイトタックルで自由に操作が出来る様にと製作されています。其れは、様々な水域に加え水深も深い関係が有る為で、淡水魚の中でも進化していたバスの行動範囲・行動力に直接働き掛ける為です。

 バスの活性に依りタダ巻きだけで仕留める事も可能ですし、タダ巻きからのポンピング・浅い水深から深さの有る水深へと水深を途中で変更する事が前提としているので、ほぼ全ての水域・水深・バスの活性に合わせられ易い事が最大の特徴です。

では、此処で云う所の活性とは何でしょうか。大きな分類をしてみると3つの活性を挙げる事が出来ます。先ず高活性が有りますが、岸釣りをメインとしているバサーはフィールドで良く見掛けると思いますが、非常に素早い動きをし広範囲のエリアを動き回っている状態です。この場合、皆さんはどの様な狙い方と手法とで仕留めているでしょうか。

高活性の次に有りますのが中位いの活性状態に有るバスも居り、行動範囲や水深にプラス水中の環境も関係してきます。

此等の高活性と中位いの活性(中活性)のバスは浅い水深から中間の水深を可成りの頻度で動いていますから、" FatDandyFeather "のタダ巻きアクションで充分に仕留める事が出来る様にと、普段とは異なるファットな本体とフェザーテールと振動率を抑える為のフックとの効果は、先に述べたバスの行動範囲と水深に合わせ易くブレがなく何時でも狙い易く設定されています。

FatDandyFeather: 重さ7g, : 全長5cm

此処迄、或る程度の動きをみせるバスの活性に対応した内容ですが、次に低活性の状態に在るバスについて進めたいと思います。此の状態のバスは字の如く動きが鈍く周りの環境に左右され易い状態に有る事を示しています。依って可成りの頻度で何かしらの物陰やバス自体が安全に身を隠せるポイント・水深が決め手に成ってきます。(可成り荒々しい表現ですが細かい事は割愛しています)" FatDandyFeather "の本体中心部を囲む様なカーブデザインの効果とテールのブレーキ効果で、動きが鈍く広い視野を持たない状態のバスへ直接的に影響を与えていくシェイキングアップ・アクション(手法)で仕留めていきます。此のアクションは通称「Yoinアクション」と言われ、どんなに浅くとも深くともバスの活性に合せたアクションと成る為、沈下率が重要な鍵に成りますので、" FatDandyFeather "の重過ぎない軽過ぎない沈下中に喰わせられる様にと製作しています。

 長々と述べてきましたが、" FatDandyFeather "は3大活性状態のバスを狙い易く扱い易く良く釣れるをテーマに誕生したバス専用スプーンです。

★Yoin,BassSpoonFamily★

それぞれのアクションで各地域のバスを始め色々な魚が釣り上げられています。

★★カラー★★

" FatDandyFeather "は本体のベースカラーを2色とし、天候・ポイントの特徴・水中の明暗などに合わせ易くする為のフェザーカラー3色で表しています。

 ゴールドのベースカラーは基本として水中が濁りが有り、若干の暗さが目立つ様な条件で活用していきます。また、水域が澄んでおり陽射しが強い条件にも非常に大きな効果を発揮します。Yoin氏がデザインするバススプーンやバススピナー・スピナーベイト等で必ず基本のベースカラーとして、ゴールドとシルバーのベースカラーを用いています。

シルバーのベースカラーの活用する基本の見方は、ゴールドベースカラーの対極に有り澄んだ水域・陽射しが有るのに空気中に水分が多い時などに大きな効果を発揮します。

其々のベースカラーには、3色のフェザーを用いたコントラストが異なるカラーで組み立てをしています。ご自身が最も得意とするコントラストや初めて眼にするコントラストが有るかと思います。

ベースカラーに対してのコントラストの違いは、バスから見たコントラストの違いにも成りますので、此のあたりも深堀して楽しめる要素だと思っています。

★ゴールドのベースカラー★

★シルバーのベースカラー★

 " FatDandyFeather "は本体に施されたスケールにも拘りの一端を見る事が出来ますよ。

水中での光りの入る角度や到達速度に依って、暗くも明るくも見える水中ですが、ベースカラーを活かしたコントラストの違いも表しましたので、スケール部分には水中の光りの強さや環境に依って、艶が有る様にも見えて艶消しの様にも見える摩訶不思議な仕上げを施したので、バス以外の魚種も多くヒットしてきます。特に岸辺近くの岩がポツポツと点在するポイントではブラウントラウトもヒットし易く成るのでお薦めです。

★どんなタックルで遊ぼうかな?★

Yoin氏が手掛けるバススプーンはベイトタックルで遊ぶ事を前提に様々な本体の大きさ・重さ・形状を生み出しています。

 芦ノ湖や富士五湖など様々なフィールドの岸釣りを満喫する事が出来るのでバス・トラウト・ヤマベやブルーギルなど出会う魚種も色々です。

目まぐるしく変わる芦の湖の天候

 Yoin氏はバススプーンと言うルアーはシンプルでありながら奥深く探究する要素が最も多いとして、バスアクションのベイトタックルやバッシンスピンで釣り人が其々の持ち味を発揮する事が出来る様にともあらゆるタックルも想定してデザインをします。

例えばベイトタックルと簡単に言っても、リールの種類が異なれば操作感やバススプーンのアクション自体も変える事が可能に成ってきます。此れはセットアップの内容に依り狙い方・手法も変わることを示していますので、セットアップについては可成りのバリエーションが広がりますね。

ロッド1つに対してセットアップするリールの種類の違いはメインラインとの関係が有り、ブレイデッドラインなのかナイロンやフロロカーボンラインなのかに依っても無限に広がるバリエーションを皆さんが遊びたいと想うタックルで存分に愉しんで下さい。

そして、最後にとても重要なのは使用者のアイディアや持ち味で独自の使い方・アクションを発見したり開発させてりする事をお薦めしています。

ポイントに降り立つのは自身なので他者の眼を気にせずに新しいバススプーンフィッシングというジャンルを『FatDandyFeather』で満喫して下さい。