柔軟なバスフィッシングに
久方振りにバスフィッシングを楽しもうかっ！と本年新たに自身の相棒を新調されたMAEBA さん。色々な地域の様々なフィールドで多種多様な魚をターゲットに愉しまれておりますが、今年は芦の湖へ本格復帰と云う事で相棒選びに気合いを入れて選定されました。
TopRoadは豊かな自然の中でルアーフィッシングを存分に楽しめる様にと、ブランクカラーにも拘りフレンチグリーンで仕上げています。
新しい相棒には煌びやかに。
カスタムロッドのデザインをイメージ時、皆さんは何を考えて完成イメージをしていますか？今回のOnlyOneカスタムロッドのご依頼者のMAEBA さんは、リールとハンドルからカスタムロッドの全体像をイメージしてデザインされました。大まかな完成予想は色々な切っ掛け・切り口でドンドン広がっていく事を実感してしまいました。
カスタムロッドの総合的なデザインはリールとハンドルから着想。リールもOnlyOneカスタムを施すのでノーマル仕様の外装ではないので完成されたTopRoadを見れば……。
先ずはMAEBA さんのTopRoadを形作るパーツを見ていこうと思います。
キャスティングガイドは米国から取寄せたカラーフレームガイドで2色を展開しており、その内のレッドカラーをセレクトしました。妖しい色使いを何やら発想された様子でハンドルとリールにマッチする様にとセレクト。
ハンドルはフェザーウエイトのチャンピオンハンドル様式のフェルールを使用する為、TopRoad専用サイズに削り出してワンメイクしました。
脱着式のハンドルを持っているとブレード部分は幾つかのアクション違いをセットアップする事が出来るので今後の広がりも楽しみの一つに成りました。
ロッド製作で必要な下準備を終え、次に進みますのはガイドセッティングへと移ります。TopRoadの特徴と岸釣りで数多のルアーを操りバス（ノーチラス！）を仕留める為のバスアクションロッドを完成させていきますよ。
ガイドセッティングはロッドの最終仕上がり寸法や、ハンドルとのバランスなどから様々な角度からセッティングが行なわれデカール・補強位置と決めて行きます。
フレンチグリーンのTopRoadにのせたレッドのガイドがポイントカラーに。
スレッドもMAEBA さんの拘り所でメインをエレクトラスレッドのレッドと、トリムはメタリックスレッドのゴールドに決定しました。
エレクトラスレッドはメタリックスレッドベースにホログラム効果を出すスレッドの事です。
レッドカラーのカラーフレームガイドをガイドセッティングした時は、少しガイドのカラーが浮き気味だったのですが、重厚感の在るエレクトラスレッドをラッピングし、コーティングを施すと…シックな雰囲気のカラーが発現しました。
OnlyOneカスタムロッドの証と成る専用デカールはYoinお手製で、TopRoad用に製作した幾つかのデカールの中からバチッと眼に飛び込んでくるメタリックゴールドのデカールを選ばれました。
デカールの両サイドはガイド部分と同じ配色でスレッドラッピングをしています。ガイド・デカール・補強のスレッドカラーとラッピングを統一してデザインされていますよ。
次に見ていきますのは、補強の次にラッピングしていくドレスラッピングへ続きます。
ドレスラッピングでは3色のスレッドを用いてダイヤモンドラッピングを行ないます。
とても人気の有る手法はカラー遊びも出来るとして好評です。
クラシカルでいて実は斬新なカラー遊びが出来るドレスラッピングはダイヤモンドラッピングを。
フィールドで愉しませてくれる一部分にも依頼者の心意気を感じられる部位の一つですね。
ダイヤモンドラッピングの中心部（中央部）はガイド部分と同様にエレクトラスレッドのレッドカラーとして、中央部を彩るのは反対色に寒色を取り入れています。シルバーカラーとライトグリーンカラーは共にメタリックスレッドでラッピングしています。
此処まできますとほぼ完成と成ります。
スレッドラッピングを行なう前にワンメイク・接着固定をした専用のフェルールは一本のハンドルに対して、種類違いの様々なブレード（ロッド）を其の時々でセットアップする事が可能に成る仕様です。
早速、完成をしたTopRoadにハンドルをセットアップしてみました。
依頼者の様に意欲的で積極性の在るOnlyOneカスタムロッドTopRoadが誕生しました！
得意とするPathFinderやその他様々なトップウォータールアーから、スピナーベイト等々を自身の技で操作してノーチラスバスを仕留めていきますよ～。
