OnlyOneカスタムロッドKanekoさんのOnlyOneページ。バスを釣るため狙い方にプラスアルファのルアー・手法にチャレンジし続けているKanekoさん。
Yoin氏が芦の湖専用としてデザインをしたブランクRamRodAxis-f5508でオリジナリティー溢れるバスアクションロッドを製作。
芦ノ湖の岸釣りをメインに様々な視点で挑み続けられる相棒です。
完全なバスアクションロッドを。
今回、新たに依頼されたのは芦ノ湖の岸釣りで、多方面からの視点・考え方・狙い方などを実行する事が出来るバスアクションロッドです。
岸釣りと言うのは特殊な環境下で蠢く自然界で楽しむフィッシングスタイルです。相棒1本を携え山道を歩き藪の中へ入り崖を降りるのも楽しみの1つと成っております。たった1本の相棒で晴天・曇天・雨天・嵐に堪え、想定外の行動を示すバスに対峙する為、あらゆる種類のルアーをバスの行動に合わせてセレクトし釣り上げていくエキサイティングなスタイルにジャストなロッドとして、Kanekoさんが慎重に選びだしたブランクが『WoodyLand RamRodAxis』です。
先にも触れた様にフィールド・環境にバス常に動き続ける為、用意していくタックル・グッズも様々。
自身の行動・動き方に支障をきたす事なくスムーズにバスフィッシングにチャレンジする事が出来るブランクとして"RamRodAxis-f 5508"は、頼れる相棒として多くの方に好評。ブランク自体も完全なバスアクションな為、現在では殆ど見掛けないテーパーで国内のブランク手巻き職人さんに巻いて頂いたモデルなんです。
Kanekoさんが芦ノ湖の岸釣りで思い付いた発想を元にチャレンジし、面白味が有り頼れる相棒をと製作決定です。今回の芦ノ湖岸釣りスペシャルにセッティングするガイドも特殊なモデルをセレクトしました。
現在では余り見掛けないワイヤーフレームのステンレス製ハードクロームキャスティングガイドは、独特なフレームの効果でロッドのブレを排除してくれるガイド。全てのロッドワークに違和感・使い難さをシャットアウトします。
お馴染みの下準備をスタートです。ガイドセッティングから補強の位置、水中から手許へ流れる周波の調整など作業は進みます。
ガイドセッティング中を撮影。下準備はまだまだ続きます。どんな仕上がりのデザインをKanekoさんがされたのか…各部位にラッピングしていくスレッドの種類とカラーに注目してみようと思います。
✱ガイド部のスレッド
ガイド部のスレッドはメイン部分をナイロンスレッドの＃ブラックとしトリム部分をメタリックスレッドの＃レッドとしたブレード（ブランク）とガイドの色を考慮したカラーセレクト。
ラッピングをしていくと選定されたスレッドマテリアルとカラーリングの良さを見る事が出来ます。ブランクとガイドがオールブラックなのでシックな仕上がりに成っていますね。ブレード（ブランク）の見え方を抑え気味にしているのは…後に登場する或る部位のラッピングを効果的に魅せる為で、RamRodAxis-fの全体の仕上がりを既にキチンとイメージされている事も伺えますね。
✱OnlyOneカスタムロッドの証デカール
デカールのサイドにラッピングするのはメイン部分をメタリックスレッドの＃ブルーとし、トリム（両サイド）はメタリックスレッドの＃レッドをセレクトしアクセントを付けています。
世界で唯一のOnlyOneカスタムロッドを証明する部位でも有るデカールは、Yoin氏が作成した専用デカールです。デカールのトリムを粋に仕上げる為にスレッドマテリアルとカラーリングを選定しています。
デカールのトリムを色調を合せてカラーを選定しています。ブレードのブラックに映えるメタリックスレッドは、ブルーメタリックスレッドをメインに据えて、レッドメタリックスレッドで光に散りがちなメタリックスレッドの特性を効果的に抑えたデザインです。
ブレード（ガイドを乗せている部位）から続きデカールへと辿り着きました。ティップからデカールまでを見てみるとTheSimpleと言えるカラーで統一されていますね。次に続くのはKanekoさん流のカラーデザインを最も現す部位へと突入していいきますよ。
✱補強にもOnlyOneColor!
補強とは全てのロッドの要と成る部位で此の箇所にもアクセントを効かせ、メイン部分はメタリックスレッドの＃レッドとして中央部にはポリエステルスレッドの＃ゴールデンイエロー、トリムをNCPスレッドの＃イエローで鮮やかを表しています。
ロッドの根本近くに辿り着きました。OnlyOneカスタムロッドではデカール→補強→バットと云う流れで見ていきますが、先ずは補強を見るとカラーがガラリと変わり燃え立つレッドを基調にカラーデザインがされています。
補強とバットの間にはご依頼でマサやんの手書き文字が……。此の部位に書き込まれたテキストはKanekoさん自身が考えてきてくれました。記念的な製作ではOnlyOneカスタムロッドも特別性が増してきますね。ブラックのブレードにゴールドカラーで手書き文字をいれています。
✱ドレスラッピング！
ドレスラッピング・タケヤライ用に選定されたのは補強部分の同様のスレッドマテリアルとカラーリングですが見せ方を変えてラッピングしました。
世界で唯一のOnlyOneカスタムロッドの代名詞としてバット部にドレスラッピングを施していきますが、今回のRamRodAxis-fにもKanekoさんがデザインされたスレッドマテリアルとカラーリングでラッピングを行いました。
ドレスラッピングはYoin氏が考案し発表をしたタケヤライ ドレスラッピングを施しています。ラッピングスタートが少々難しいデザインの手法ですが多くの方に好評を頂き、フジ釣具を代表するラッピングです。ブレードの最後部にはKanekoさん専用のハンドカービングAllWoodHandleとを脱着式でセットアップする為の、真鍮削り出しアダプターが見えますが、此方の専用アダプターの形状はKanekoさんがデザインをされました。出来る限り依頼者の意向に沿うようにとマサやんが細かに計測をして機械で削り出して製作しています。フィールドへ赴いた時にブレードとウッドハンドルとの協調性などに依って、セミダブルからシングルハンドルへと真鍮削り出しアダプターに依ってセットアップ内容を変更する事が出来るので、フィールドで自身に合せた最適なハードタックルで愉しむ事が出来る仕様です。
さあ、此処まできますとKanekoさんの世界で唯一のOnlyOneカスタムロッドが完成です！！
Kanekoさん専用のAllWoodHandleはセミダブルハンドルをセットアップ。RamRodAxis-f自体はシングルハンドル/シングルロングハンドル/セミダブルハンドルと様々なウッドハンドルをフィールドの状態や自身の体調に合わせてセットアップが出来る様に造りましたので、色々な自然現象の中で積極的なバスフィッシングを満喫する事が出来ますね。
Kanekoさんのセットアップリール
今回のOnlyOneカスタムロッド製作において、Kanekoさんが初めに考えたリールのセットアップは、お手元の多種多様なベイトリールの中から、OnlyOneカスタムリールを選定してきてくれました。
✱両極にあるベイトリール
バスアクションロッドを完全に操作していくと成ると、遠心力ブレーキシステムのベイトリールは欠かせない種類の一つに数えられますね。選定されましたのはAmbassdeur5000て2点式遠心力ブレーキでバスを仕留めます。
バスアクションロッドの優位性に加えてフィールドの状態がマイナス傾向にある様な場合にはマグネットブレーキシステムのベイトリールは大きな役割を担います。選定されましたのはQuantum1310で世界最高峰と云われるQuantum社を代表するベイトリールでマイナスをプラスに変えてバスを仕留めます。
ご持参頂いたOnlyOneカスタムリールAmbassdeur5000を完成したRamRodAxis-f5508にセットアップしてみました。手元のカラーリングが統一感を現しKanekoさんの気合いを感じ取る事が出来ます。フィールドでヤル気に成るカラーとの事でした。
此方もご持参頂いたOnlyOneカスタムリールQuantum1310をRamRodAxis-f5508にセットアップ。台風や嵐などフィールドが荒れ狂っている時のスーパータックルに早変わりです。自身の周辺と前方を注視しなければ成らない時の心強いリールは落ち着きを与えてくれます。
芦ノ湖の岸釣りを主戦場としているKanekoさんですが、芦ノ湖の岸釣りでは多種多様なプラグで楽しみます。タックルバッグに収められるプラグ達は水面/水面下/スーパーシャロー/シャロー/ミディアムシャロー/ディープ/ボトムと全ての水域と水深にプラグを対応させていきます。バスは自由に其の水域・水深を行き来する魚種で行動範囲が異常に広い事は周知の事実です。バスの特性を利用したバスフィッシングは可成りエキサイティングで自身の狙い方・手法を新しいプラグ・テクニックを加える事で更に飛躍し確率させていきますので、此処からは毎度の勝手にシミュレーションをしていこうと思います。
FloatingPlugUnderWater
RamRodAxis-fはスカイラインを彷彿とさせるバスアクションが最大の特徴で、大きなバスを釣る為に在るロッドですから水中戦では大胆な狙い方で、広いエリア全てが主戦場です。タダ巻きと言っても其のテクニックは様々に有り、リールのギヤ比・メインラインの特性を充分に発揮する事が出来るのはRamRodAxis-fの最大の特徴です。
FlaotingPlugTopWater
RamRodAxis-fのテーパーを活かして楽しめるルアーにはトップウォータープラグが有ります。的確なキャスティングが行い易い事も加わり、オープンウォーターから岸際と全てのエリアが主戦場で、ウイングベイトを溺れる様にタダ巻き、重々しいアクションから機敏で軽やかなアクションが魅力のスイッシュベイト、広い水面を泳ぎ魅せるノイジープラグなど選択するプラグの良さを発揮させられます。
SinkingPlug（UnderWater）
水中戦へと眼を向けると多種多様なプラグの存在感を実感しますがRamRodAxis-fは水中の流れや歪みもプラスに変えられます。シンキングのプラグはその比重や形状の特異性を活かした手法なので的確な水深の選択を容易にすると共に感度を高く製作したのでバスの集まる水深を自身が試したい手法を取る事が可能に成ります。
SpinnerBait&BassSpinner
ブレードベイトと呼ばれるプラグはYoin氏が発信するオリジナリティー溢れるバススピナーやスピナーベイトを識る事で種類の広がりを垣間見る事が出来ます。ブレる動きを余り発生させない様に活用するプラグなのでティップのブレを排除したRamRodAxis-fならではの安定したリーリングはバスへのアプローチ効果を高くしてくれますね。
Jigs&ChatterBait
ブレードベイトの中でも新しい分野を開拓するラバーベイトとしてチャターベイトが挙げられますが、表層域用・中層・深場・湖底用とその種類は少しづつ増えています。アクションもパラシュート・ミノーアクション・ラバーベイトアクションと多岐に渡りRamRodAxis-fのスローテーパーとロッドアクションのバランスの良さで余計なアクションを発生せずにラバーベイトのアクションそのものを発生させられます。
BassSpoon&JigSpoon
RamRodAxis-fと好相性のバススプーンとジグスプーンは何時でも何処でもノーチラスバスを狙えるプラグの元祖。其々のバススプーンの特徴を活かしたタダ巻きから深場から徐々に上げてくるシェイキングアップなど直線的ではない狙い方で高活性・低活性のバスを仕留める事を可能にしてくれます。
此処までKanekoさんが芦の湖の岸釣りで存分にバスフィッシングを楽しめるシミュレーションとしてRamRodAxis-fと相性が良くKanekoさん自身も普段から多用しているプラグを中心に取り上げてみました。
完成したOnlyOneカスタムロッドとセットアップするリールの種類やメインラインの特性を色々な角度で楽しむのも釣りの内の一つですから、今後も新しいKanekoさん流のセットアップが誕生していくと更に面白味が増してきますね。ロッドを中心にセットアップするのか、リールを中心としたセットアップなのかでも可成り内容と面白さの意味合いも変化して相棒として永く付き合えるOnlyOneカスタムロッドが誕生しました。
