今回の【 YoinSelection 】がお届けしますのは、「ミニミニ・ロッド」に新しいモデルが新入荷して参りましたので簡単では有りますがご紹介させて頂きます。
ミニミニロッドならではの…
フジ釣具を代表するタックルには様々な仕様や様式が有りますが、この数年ミニミニロッドを日本の皆さんにご紹介しております。
可成り昔に産声を挙げた『WoodyLand MiniMiniRod』も親しまれており、その延長線として海外メーカーが手掛けるアイディア溢れるミニミニロッドを発掘…、今回もYoin氏の目に留まったミニミニロッドを入手致しました。
新しくお目見えしたのは「ActionGrip MiniMiniSpinningRod」で、脱着式のスピニングロッドに成ります。
アイテム名の「アクショングリップ」が気に成りますね。
全体のスタイル
ロッドの総全長は62cmほどで、仕舞寸法は41cmに成ります。この仕舞寸法とはブレードの全長でして、スピニングシングルハンドルの長さは23.5cm に成りますよ。
「アクショングリップ・ミニミニロッド」は輸出される国に依って、使い方や対象魚が変わります。日本でしたら海釣りの落とし込みや穴釣り湖でも穴釣りやサイドキャスティング用ロッドに成り、カヤック・フローター等では水面を叩く事なくスムーズな操作が行えるロッドに成ります。
装着されているガイドは「メタルリングガイド」を採用し、寒空の下…擦れる摩擦や負荷に耐える専用ガイドに成ります。
穂先のアクションが分り易いカラー
ガイドフットとブランクの隙間もコーティング
ブレードは日本でも昔から親しまれている平型ブランクを採用していて…熟練者の方には可成り懐かしいのではないでしょうか。 ロッドの調子としてはバス用ロッドのミディアム位のパワーに成ります。ブレード自体が短くコンパクトなのですが結構なパワーを感じます。
でも…余り調子に乗ると壊れるので程々にして下さいね。
その名が示すもの…
アクショングリップと云う名前の通りに随所にロッドワークが楽しめる仕様のグリップは独特の世界観を現していますよ。 ロッドのスタイルはスピニングロッドで、スピニングリールにも多種多様なモデルが有り、アクショングリップは殆どのモデルをセットアップする事が出来る専用のグリップとして造られています。
グリップ部分のデザイン
リールを選ばない事が最大の個性
グリップとリールの近さに依っては装着が不可能な場合があるスピニングリール。それらの違いを画像で追っていきたいと思います。
画像に登場しているリールは販売中のリールを含みます。
セミダイレクトの『NND-H65』
グリップとリールの近さは中間タイプ。
キャスティングとバーチカルで楽しめるモデル。
定番のスピニングスタイルの
マイクロスピンモデルの『AM-150』
グリップとリールの近さは普通でキャスティングとバーチカルで遊べます
ラインガイド装備の
『DirectDrumReel』
グリップとリールが最も近いタイプ
主にバーチカルで遊びますが実はキャスティングも出来てしまうモデル。
大きく分けた3タイプの異なるリールを現してみましたが、グリップとリールとの距離感としての違いはグリップは元よりブレード部分を選ぶと思います。それぞれのリールはフィッシングスタイルやターゲット・釣り方を形にした状態に成りますから、どの様な釣りを楽しむのかをリール自体が示しています。
此れらの特徴的なリールは使っていく事で自身の身体の一部が如く馴染んでいくと思います。常にセットアップしているロッド以外でもセットアップして楽しみたいなと想う事もしばしば…。
『ActionGrip MiniMini SpinningRod』は落とし込みフィッシングを前提に様々なサイドキャスティングを行う事も考慮して造られているので、上述の3種類のリール全てをセットアップする事が可能です。
柔軟なアクションが出せる
では此処からは特別な距離感の『DirectDrumReel』を例にしてアクショングリップの特徴を見ていきたいと思います。
通常のスピニング持ちではなく突起した部分に親指を乗せて握ります。ベイトロッドでキャスティングする時の様な握りに近いかと思います。
使用参考としている「DirectDrumReel」の場合、この状態でフリーフォール(落とし込み)やサイドキャスティングをしていきます。また同リールに近いリールも同様です。
オーソドックスなスピニングリールでは極普通の握り方に成りますのでお間違いの無い様にお願い致します。
突起したデザインの部分を起点にブレードに動きを出す事で水中のルアー類も自然な動きをします。ロッドワーク自体は割と腕を使ってアクションさせていますが「ActionGrip MiniMini SpinningRod」は手首の運動のみと動作がコンパクトに成り、連続したロッドワークアクションも疲れ知らずです。
突起した部分に親指を乗せてロッドワークのスタートです。写真では担当鈴木は浅く持っておりますが実際は、もう少し深く持ちます。
「DirectDrumReel」の様にスプールの回転が異常に良く、ドラグもダイレクト・セミダイレクトと自由なセッティングが出来てしまうリールの場合に、リールの操作とロッドアクションの操作が最も容易なグリップのデザインは、冬場の穴釣り・テトラ等での落とし込みに、ボートやカヤックで気軽にジグスプーンやスモラバ等々をフリーフォール等の手法で様々なフィールド・ポイントで釣りたいと想うターゲットをダイレクトに狙って釣る事が出来る『ActionGrip MiniMini SpinningRod』です。
グリップエンドには落下を防ぐ為のホルダーが有り、コードで繋いで置くことが出来ます。
船釣りやフローター等々で安心して釣りに没頭できますよ。
主な仕様
総全長 : 62cm
仕舞寸法 : ブレード41cm・グリップ23.5cm
その他
キャスティング使用で~3/8oz,まで。
バーチカル使用で~5/8oz,まで。
ちょっと面白いロッド『ActionGrip MiniMini SpinningRod』は、淡水域から海水域で様々な種類のルアー類(ハード&ソフトルアー・ワーム・ブレードベイト等々)を気軽に落とし込んだり、サイドキャスティングしたりして楽しむロッドです。 普段の釣りにプラスαでお楽しみ頂ければと思います。
フジ釣具