入荷ホヤホヤの"ヤンチャ?!"なグラスファイバーパックロッド。沢山のお問い合わせを誠に有難う御座います!可成り気に成るスペシャルなパックロッドを覗いて見ましょう!

欲張りなグラスロッド

 海を渡ってお店に到着したロッドは良質なグラスファイバーで造られたパックロッドです。数多のグラスファイバー製のブランクやロッドを取り扱ってきましたが、グラスファイバーの特徴を活かした珍しい仕立てにWoodyLandのYoin氏も惚れ込んだロッドです。

ロッドの種類は2種類でスピニングロッドとベイトロッドです。

グラスファイバー製のロッドは総じてグラス繊維に混ぜ込む練り物の量が多く成り勝ちで重量の殆どを此の練り物に取られているのですが、Yoin氏が特別に入手したグラスファイバー製パックロッドはグラスファイバー本来の特性を存分に製品化したロッドで、持ち重り感が全く無く軽く粘り強い調子で造られておりますよ!ライトタックルフィッシング専用として誕生しただけあって軽い使い心地と操作性の良さを実感する事が出来るロッドとして…、又グラスファイバーの特性を多くの方に愉しんで頂けたらなぁ~と思っています。

 では此処からはスピニングロッドをフューチャーです!4ピースのパックロッドなので第一~第四セクションを見ていきますね。

総全長は4ft,7inch.(140cm)で仕舞い寸法は41cmとコンパクトに成ります。ポイントへの移動距離が有る場合や旅行先・出張先なども充分にライトタックルフィッシングを楽しめます。

✱第一セクションの穂先と繋ぎ部

真っ白なブランクで爽やかさを表現しておりますが、スレッドラッピングを見ていくと飛んでもないカラー数のラッピングに慄きました。一体…何色のスレッドをラッピングしているのか?自分でラッピングすると考えると震えますね…。第一セクションにセッティングされているガイド数はトップ-1 ガイド-3の構成で、シングルフットタイプのスピニングガイドを採用しています。

第一セクションと第二セクションを繋ぐとこんな感じに成ります。グラスファイバーの良さを前面に打ち出しているので操作した時の繋ぎ部分は全く感じられない珍しいロッドだと判ります。凄く軽いツイッチング(誘い出し)が楽しめそうです。

 繋ぎ部分と言うのはブランク製作からロッド製作において非常に重要で、ロッド全体の中で分断する位置を何処に設けるのかで、ロッドの調子を表すロッドアクションに大きく左右しますが、分断数3箇所を要するのに全てを繋ぐとワンピースロッドの様な曲がりの良さと溜めの効く部位をキチンと設けている事が判ります。ギクシャクとしない使用感・操作感でトップからディープレンジを網羅する事が出来ますね。

第二セクションから第三セクションの繋ぎ部分です。第二セクションのブレードにはシングルフットガイド2個をセッティングしロッド全体の負荷を後ろへと流す調子出しを此のセクションで行っていますよ。

う~ん凄いなぁ。

第三セクションの全体を見てみるとこんな感じに。

真っ白なブランクをスレッドカラーが引き立ているのも素敵ですね!第三セクションではガイド1個と補強を兼ね備えたネームとバットスレッドラッピングの構成に成っています。

あ、此処で初めてスレッドラッピングを間近に見られますね。ラッピングに拘りがあって、ガイド部とネームラッピングではラッピングが異なるんですよね。ロッド好きには刺さりますね。

 ライトタックルフィッシング用として誕生しただけ有り、ハンドル(グリップ)はショートハンドルを採用しています。天然コルクとラバーコルクを用いてクラシカルで飽きのこないデザインは永く愛用して欲しいという心意気を感じられます。

サラッと見てきましたグラスファイバー4パックロッド弾射・柔ですが、スピニングロッドの兄弟機としてベイトロッドも有りますよ。造りや総合的な仕様は兄弟機のスピニングロッドと同じです。

第一セクションにセッティングされているのは、シングルフットタイプのキャスティングガイドでグラスファイバーの良さを出易くセッティングされ、穂先の重さを感じられません。質量の非常に軽いルアーをスピニングロッドと同様に自由に楽しめます。

第二セクションではシングルフットとダブルフットのガイドをセッティングしています。第一セクションの繊細さと第三セクションのパワーを繋ぐ重要なセクションとして造られているのが良く解りました。

繋ぎ竿と言うのは各セクションに役割が有り、使い手も充分に其れらが判る様にも造られているんですね。

バット部分へと眼を移すと第三セクションとハンドル(グリップ)の繋ぎが判りますが、ハンドルは脱着式を採用し移動や収納をコンパクトにしています。フィールド・ポイントまでの道のりを楽にする事で釣りに集中が出来ますよ。

湖から野池に様々な規模の河や渓流でライトタックルフィッシングが楽しめる事に加えて、近年のソルト・ライトタックルフィッシングへの注目も有って、アジやカマスにメッキ釣り等々で楽しめるロッドとしてお薦めです。

Fiberglass4pc,弾射・柔スペック

※スピニングとベイトロッドは同じスペックに成ります。

スピニングモデル

ルアーウエイト基準値

        1g,~6g,

ライン基準値

       2Lb,~8Lb,

総全長: 4ft,7inch.(140cm)

仕舞い寸法: 41cm

ベイトモデル

ルアーウエイト基準値

        1g,~6g,

ライン基準値

       2Lb,~8Lb,

総全長8 4ft,7inch.(140cm)

仕舞い寸法: 41cm

※スピニングとベイトロッドは同じスペックに成ります。

楽しみなセットアップは?

 セットアップとは組合せるリールを中心に遊ぶルアーや手法を変えられる事から、釣りたい魚種も変えられると言う意味を含んでいますよね。ちょっと此処でセットアップ内容に依ってどの様に成るのかを簡単にシミュレーションしてみようと思います。

先ずは、スピニングロッドとベイトロッドの其々にどんなリールをセットアップする事が出来るのかを見てみようと思います。

スピニングロッド

弾射・柔Fiberglass4pc,PackRod

オーソドックスなスピニングリールはマイクロサイズから1000~2000番がジャストサイズです。又、フジ釣具で人気者のトリガースピンリールは木々の間からキャスティングを容易にする事が出来るセットアップで、ルアーウエイト基準値の1gも楽しめる内容に成ります。


SoftBait

ソフトルアーと呼ばれるルアータイプとワームを思いっ切り楽しめます。ポイントやターゲットに依って仕掛け方が多種多様な此の種類は、貴方のアイディアで新しい仕掛け方を編み出していくのも愉しみの一つに成りますね。バグワームを中心に様々な形をチャレンジしてみて下さい。

全体的にスリムな感じのソフトルアー&ワームをシミュレーションしました。スピニングロッドで楽しむ仕掛けは世界的にみても日本が最も多く、特にミニマルな系統では世界一ではないかと思っています。なので湖などの淡水域から海釣りのライトゲームにはもってこいのシリーズをセレクトしました。


HardPlug

グラスファイバーの粘り強さを活かしてトップウォーターからアンダーウォーターのタダ巻きルアーで活性の高いターゲットを一網打尽にしてしまいましょう!フローティングからシンキングと様々な水深を楽しんで。

流れの激しいフィールドから緩やかなフィールドと私達が赴くフィールドは様々に有りますので、初めて出向いたポイントでも普段通りの狙い方が出来るシミュレーションは必要です。スピニングロッドの特性を活かしてタダ巻きアクションで多種多様なターゲットを釣り上げていきますよ。


BladeBait

特別な対象を設けないプラグの代表格であるブレードベイトも得意ですよ!遠くのポイントから近距離のポイントと縦と横の動きで、あらゆる魚種をキャッチ!

グラスファイバーを活かしたシェイキングアップ釣法は、岬や岸壁などの急深のポイントに非常に良く効き、湖から海釣りでは定番のロッドワークアクションで多種多様なターゲットを釣る事が可能に。


ベイトロッド

弾射・柔Fiberglass4pc,Packrod

ライトタックル用のベイトリールが注目されていますが、此方もチャッカリとスーパーシャロースプール搭載のベイトリールをセットアップして楽しめますよ。又フジ釣具で大人気のスピンキャストリールでミニマルなトップウォーター等をピンポイント・キャスティングで集中して釣りに専念する事が出来る内容に成りますよ。


SoftBait

ソフトルアーやワームは丸みのある物を中心にシミュレーションです。ベイトロッドとグラスファイバーのパワフルさを実感する事が出来る種類で、ジグヘッドリグやノーシンカーを中心とした組み立て方で表層域からボトムを一網打尽ですよ。

ベイトロッドならではの底を取るワームリグは、中層域が中心に成りがちな時にターゲットの活性具合いを識る時に欠かせない手法の一つですね。


HardPlug

ロッドワークを得意とするベイトロッドに相応しく水面と水中で、多様性をみせるルアーアクションを繰り出せる種類のルアーを中心にシミュレーションです。

或る程度の水深をターゲットの動きと速度に合わせ易い、種類豊富なベイリールのギヤ比に依って楽しみ方は無限に広がります。メインラインの特性もプラスされれば更に深堀した内容のルアーフィッシングを"Fiber glass4-PeacePackRod弾射・柔で楽しむ事が出来ますよ。


BladeBait

 ブレードベイトとしてシミュレーションしましたのは、グラスファイバーの良さとベイトロッドの特徴を活かせるメタルジグやジグスプーンにスプーンとスピナーです。全体としてロッドワークを主軸に据えた内容で、浅瀬の根掛り激しいエリアも攻め込める種類が中心です。

湖や河川を筆頭として様々な淡水域では、ラージマウス・スモールマウスバスからブラウントラウトやニジマスなどがヒットし易い内容である事と、海では堤防などの波止場で小型の青物もヒットする内容です。ご近所のフィールドへ気軽に出掛ける時にケースの中に此等のルアーが入っているとヤル気も安心感も倍増ですね。


 ちょっと寄り道をしてFiber glass4-PeacePackRod弾射・柔で遊べて釣れるルアーをシミュレーションしてきましたが、如何でしたでしょうか。ご自身が楽しみにしている釣り方にプラスαが出来る面白いルアーフィッシングを存分に満喫する事が出来る内容です。

皆さんのルアーフィッシングに新しい風と共に参考に成れば幸いです。